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コミュニケーションの可能性を広げ、その新たな地平を切り拓く、グローバルWiFi。ブランドメッセージ “GO BEYOND.” に込めた想いとは。さらに、今後の展望とは。株式会社ビジョンの代表であり、熱い絆でつながるチームのリーダーである、佐野健一と、そのメンバーが語る。

株式会社Vision 代表取締役 佐野健一 KENICHI SANO

グローバルWiFiを始めることは、
通信のプロとして宿命だった。

中学・高校はサッカーに没頭する少年でした。地元の鹿児島商工高(現樟南高)では当時の絶対王者・鹿児島実業高と競い合いました。高校卒業後に光通信へ入社。営業として切磋琢磨しました。24歳にして部下は800人くらいいました。もともといつかは起業しようと考えていましたが、あるとき、出張先で富士山を見ていて、ここで会社をつくろうと思ったんです。95年のことでした。その後ビジョンを立ち上げ、通信サービス販売業を開始。通信のプロとして事業に取り組み、2012年2月、グローバルWiFiがスタート。当時、世の中ではスマートフォンやタブレットが普及しはじめ、海外にも自身の端末を持っていき利用することが主流になり始めていました。一方で、その時にネットへの接続方法を間違えると高額な請求が発生する、いわゆる“パケ死”が問題となっていた頃でした。

私たちは通信のプロフェッショナルですから、その威厳にかけても「これは我々が解決すべき問題だ!」と強く思いました。携帯電話会社などが提供している海外モバイルインターネットサービスもありましたが、必要なのはもっと本質的な解決手段であり、我々が考える“本物”を提供していく、と決めました。そのためには、“ありもの”では足りないと考え、すべて自前主義でスタートしました。企業として、より一層本腰を入れて情報通信革命に貢献するという、決意表明でもあったのです。

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