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GO BEYOND な

古山大志(フルヤマタイシ)

プロスノーボーダー

私のスノーボード・ハーフパイプにおける活動は、雪上練習・陸上トレーニング・コンディショニングを軸に行っています。今季の雪上練習では、フロントサイド・バックサイドの基本エアにおいて高さと安定感を重視し、540〜1080やダブルコーク系トリックの精度向上に取り組んでいます。特にラン全体の構成を意識し、技のつなぎやスピードコントロール、ミス後の立て直しなども重点的に練習しています。陸上トレーニングでは、腰への負担を考慮しながら、体幹と下半身を中心とした筋力強化を行っています。スクワットや自重トレーニングに加え、プランクやアンチローテーション系のトレーニングを取り入れ、空中姿勢の安定性を高めています。また、上半身は引く動作を中心に、全身のバランスを意識した強化を行っています。さらに、ストレッチやモビリティトレーニングを毎日継続し、腰痛予防と疲労回復を重視しています。大会や練習に向けてはイメージトレーニングも取り入れ、常に高いパフォーマンスを発揮できる状態を維持できるよう取り組んでいます。

私は、日々のトレーニングやコンディショニングを通して、世界のトップレベルで戦えるスノーボード・ハーフパイプ選手になることを目指しています。今年はワールドカップへの出場を控えており、これまで以上に高さ、技の難易度、そしてラン全体の完成度を世界基準まで引き上げることを明確な目標としています。そのため、基礎技術の徹底に加え、ダブルコークを中心とした高難度トリックの安定性と、実戦での再現性を重視して取り組んでいます。海外にチャレンジしようと考えている理由は、世界のトップ選手が集まる環境に身を置き、本場のレベルやジャッジ基準、スピード感を直接体感する必要があると感じているからです。特にアメリカ遠征では、ワールドカップや将来の表彰台を見据え、世界のトップと戦うために必要なトリックを身につけることを大きな目的としています。海外では、大会や合宿、現地選手とのセッションを通して、技の完成度やラン構成、そして強いメンタルを学びたいと考えています。また、異なる文化や環境の中で挑戦することで、自立心や対応力を養い、競技面だけでなく人としても成長していきたいと考えています。

海外で活動した際、「Go Beyond(超えていく)」を強く実感したエピソードがあります。海外のスノーボードキャンプに参加したとき、日本では成功率や完成度を重視し、失敗しないことが良しとされていたのに対し、海外のライダーたちは成功するか分からない高難度の技にも迷いなく挑戦していました。転倒しても、周囲は拍手や笑顔で迎え、失敗は恥ではなく、挑戦した証として評価されていました。あるとき、現地のライダーに「完璧な一本より、誰もやっていない挑戦の方が価値がある」と言われました。その言葉を聞いた瞬間、私は無意識のうちに自分で限界を決めていたことに気づかされました。技術を磨くだけでなく、恐れず挑戦し続ける姿勢こそが本当の成長につながるのだと実感した瞬間でした。この経験は、自分の枠を超え、より高いレベルを目指していくための大きな原動力となっています。

GO-BEYONDER No.810

プロスノーボーダー

古山大志

2009年8月生まれ 3歳からスノーボードを始め5歳でハーフパイプを滑り大会出場。今はワールドカップ、オリンピックを目指し頑張ってます。
Instagram:https://www.instagram.com/taishi_furuyama?igsh=MWRzOGQwdGRrdGtzMQ==

2024年12月 カムイミサカ ハーフパイプセッション Pro Ama Open 4位
2025年3月 ジュニアオリンピック 6位
2025年3月 第31回 全日本スキー選手権郡上大会・スノーボード競技 ハーフパイプ種目 決勝進出 11位
2025年3月 ビューティースキンクリニックカップ2025スノーボード競技会 第1戦 3位 第2戦 2位
2025年3月 札幌ジュニアスノーボード競技会 ハーフパイプ種目 5位

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