792
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

GO BEYOND な

藤原優樹(フジワラユウキ)

プロスノーボーダー

私がスノーボードと出会ったのは3歳の頃です。両親がスノーボードを趣味にしており、その影響で始めました。年に数回、家族で滑りに行っていたゲレンデで「キララキャンプ」というスノーボードキャンプに出会い、そこでスノーボードの魅力をさらに知ることになりました。キララキャンプは、ソルトレイク五輪スノーボードハーフパイプ日本代表の橋本通代さんが主催する、2泊3日の宿泊型子どもスノーボード教室です。キャンプ最終日にはジャンプの発表会があり、参加を重ねる中で仲間と滑る楽しさやジャンプの面白さを知りました。この経験から、もっと上手になりたいと思うようになり、大阪キングスという夏でもスノーボードができる施設に通うようになりました。当初は競技に興味はありませんでしたが、ソチオリンピック日本代表の角野友基さんの練習風景を大阪キングスで見て、「自分もあの人のようになりたい」と思ったことが、競技に目覚めたきっかけです。小学5年生から本格的に競技を始め、中学1年のシーズンにプロへ昇格しました。現在は、スロープスタイル・ビッグエアーのプロ選手として、オリンピック出場を目指し日々練習に励んでいます。

私の目標は、オリンピックに出場し、メダルを獲得することです。そのためには、国内だけでは得られない経験を積むために、海外に挑戦することが重要だと考えています。日本ではなかなか設置できない大きなジャンプ台が、海外では早い時期からオープンしていたり、大規模なパークが整備されていたりします。そうした環境で練習することで、世界基準の施設やコンディションの中でトレーニングに励むことができます。高回転の高難度トリックにも挑戦しやすく、メイク率を高める練習にもつながります。また、SNSで見ていた世界のトップ選手が目の前で滑っている環境は、大きな刺激になります。その刺激を受けながら自分自身の限界に挑戦することで、技術面だけでなくメンタル面でも大きく成長できていると感じています。WORLD CUPは海外で開催されるため、実際の大会環境でトレーニングできることは非常に意味のある経験です。オリンピックに出場するためには、国際大会を転戦し、ポイントを獲得していく必要があります。そのためにも、私は海外に挑戦し続け、オリンピックに向けて日々新たな刺激を受けながら、常に前進していきます。

私が思う「GO BEYOND.」とは、恐怖心に勝つことだと思います。ビッグエアで使われるジャンプ台は大会によって大きさや形が異なりますが、国内では最大20m級のものが用意されます。飛距離20mを飛ぶためには、時速約60km〜80kmでジャンプ台に侵入します。その状況で高難度の技に挑むため、怪我のリスクも高く、常に恐怖心が付きまといます。また、自然を相手にする競技のため、天候が常に良いとは限らず、雪の日や強風の日もあります。そのような環境で技をかけることは非常に怖く、足がすくむこともありました。しかし、オフシーズンにマット着地で練習を重ねたり、雪山で同じサイズのジャンプ台を飛ぶ回数が増えたことで、次第に慣れが生まれました。それと同時に、厳しい環境下でも諦めずに努力し続けたことで、恐怖心に打ち勝つメンタルが身につき、今では自ら大きなジャンプ台に向かい、ストイックに技の練習に取り組めるようになりました。これから先、さらに大きな恐怖に直面することもあると思いますが、その恐怖にも負けず、自分の軸をしっかり持ち、自身の中にある壁と向き合い、逃げることなく戦い続けていきたいです。

GO-BEYONDER No.792

プロスノーボーダー

藤原優樹

2006年10月14日 大阪府吹田市で生まれ。大阪学院大学に在籍。3歳の頃、両親の影響でスノーボードを始め、中学1年生にプロ資格獲得。高校2年生で国内強化選手入り。今はRIDER WORKSに属し、オリンピック出場を目指し日々練習に取り組んでいます。応援よろしくお願いします。
Instagram:https://www.instagram.com/yuki_2jiwara?igsh=MThmb3NodXJkODB0cQ%3D%3D&utm_source=qr

2024年3月  SAJジュニア全日本選手権 BA 1位
2024年3月 SAJジュニア全日本選手権 SS 3位
2023年2月 SAJジュニア全日本選手権 SS 2位
2023年2月 freestyle Session in X-jam 高井富士3位

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ページトップへ