私が挑戦している「クレイジーレース」とは、極限の環境で行われる超長距離マラソンのことです。気温50度を超える砂漠、氷点下の雪原、標高5,000メートルを超える高地など、常識では走ることが不可能と思われる場所を、自分の脚だけで走り抜く競技です。距離の長さだけでなく、水や食料を自分で背負い、寝袋ひとつで数日間を過ごすという過酷さも特徴です。私がこの世界に足を踏み入れるきっかけとなったのは、サハラ砂漠マラソンでした。7日間で約250kmを走るこの大会で、尾藤朋美さんと同じテントで生活を共にしたことが大きな転機となりました。尾藤さんの「Seize your dream(夢をつかめ)」という言葉に胸を打たれました。その言葉には、どんな環境にいても自分の意思で未来をつかみにいくという力強さがあり、自分も「もっと自分の可能性を試したい」と自然に思うようになりました。それが、クレイジーレースという未知の世界へ踏み出すきっかけになりました。
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GO BEYOND な 人
宮城竜斗(ミヤギリュウト)
ウルトラランナー
海外へ挑戦しようと思ったのは、まだ自分の知らない世界の中にこそ、本当の成長の機会があると感じたからです。国内の挑戦では得られない価値観や、文化・環境の違いがもたらす刺激を通じて、自分の限界をより広い視野で見つめ直したいと思いました。特に、過酷な環境を走り抜くレースのように、言葉も文化も通じない土地で自分と向き合う経験は、心の芯を強くしてくれると信じています。海外では、ただ走るだけでなく、人々との交流や現地の自然・社会の在り方に触れ、挑戦の意味を多面的に捉えたいと考えています。未知の環境で行動し続けることで、自分が本当に大切にしたい価値観や、生きる目的をより明確にしたいのです。私にとって海外挑戦とは、結果を求める旅ではなく、自分という人間を再定義するための「過程」そのものです。
僕はマラソンを始めてまだ半年で、陸上の経験もありません。タイムが特別速いわけでもありませんが、僕はいつも法被を着て「わっしょい」と声を上げながら走っています。そんな自分でも、過酷な環境のレースを「楽しむ」という気持ちを持って乗り越えてきました。この経験から感じたのは、初心者だから、経験がないからといって、できないことはないということです。大切なのは、どれだけ楽しむ気持ちを持って挑戦できるか。環境が過酷でも、気持ち次第で自分の限界を超えられると確信しています。僕自身の走り方は決して速くはありませんが、楽しむことと諦めない心があれば、未知の挑戦を前向きに味わうことができます。これが、僕にとっての「GO BEYOND.」です。経験やスキルではなく、まず自分の気持ちで限界を超えていく。それが、僕の挑戦の形であり、誰にでも伝えたいメッセージです。
GO-BEYONDER No.785
ウルトラランナー
宮城竜斗
「クレイジーレースに出まくる大学生」として活動しています!毎日法被着てます!
X:https://x.com/MiyaRyu1031
Instagram:https://www.instagram.com/ryuto_enjoylife0912?igsh=MWdsNXRrYnB0bjg1Mw%3D%3D&utm_source=qr
2025年4月 サハラ砂漠マラソン250km完走
2025年5月 オーストラリア520kmマラソン『the track Australia』完走
2025年9月 グランドキャニオン275kmマラソン『ground to ground』完走 30歳以下の部1位