私は、幼い頃からクロスカントリースキー競技を行なっています。地元である長野県山ノ内町はとても雪に恵まれた地域であり、スキーが盛んです。その為、私の生活の中にはいつもスキーがありました。姉の影響で6歳の時にクロスカントリースキーを始め、その世界に一歩踏み出しました。クロスカントリースキーは、下りだけでなく上り傾斜や平坦をスキーとストックを使用して滑ります。走法は2種類あり、フリーとクラシカルに分けられます。フリー走法は名前のとおり自由に滑ることが出来ます。比べてクラシカル走法は、2本のレーンの中に足を入れて滑らなければなりません。スキーの滑走面に、グリップワックスといって、ベタベタするワックスを塗ります。このワックスを塗ることによって上りもレーンに沿って滑ることが可能になるのです。そしてクロスカントリースキーは1.3kmのレースもあれば、50km滑るレースもあります。クロスカントリースキーは個人競技ですが、日々チームメイトと切磋琢磨しながら刺激し合って、個々の目標達成に向けて日々のトレーニングに励んでいます。ゴール後は倒れるほど追い込む過酷な競技ですが、ゴールした時の達成感や、自然の中を自由に滑る感覚に魅力を感じています。
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GO BEYOND な 人
山﨑優風(ヤマザキユウカ)
クロスカントリースキーヤー
高校2年生の時にノルウェーで行われたジュニア世界選手権に出場しました。それが私にとって初めての海外でもありました。スキー王国である本場ノルウェーの環境に感動し、そこから「もっと強くなって世界でスキーをしたい」と強く思うようになりました。今まで日本国内の中で活躍することしか考えていなかった為、私のスキー人生のターニングポイントとなりました。大好きなクロスカントリースキーで世界で活躍する選手になる為に日々のトレーニングに励んでいます。最終的にオリンピック、世界選手権大会に出場することが目標です。上記の目標を達成する為には英語力が必要不可欠であると考えています。世界大会に出場するにあたって重要なのは勿論のこと、海外コーチとコミュニケーションをとる際に自分の考えや意見を伝えることも大切です。他にも、クロスカントリースキーは北欧やヨーロッパではとてもメジャーであることから、トレーニング知識も英語であることがほとんどです。様々な人とコミュニケーションをとる為にも、クロスカントリースキーにおけるトレーニング知識、技術的知識を吸収する為にも英語力も伸ばしていくべきであると考えています。
私は自分自身に打ち勝ち、限界を越えることが出来るのもクロスカントリースキーを続けていて実感しています。世界を目標に走り始めた大学1年生の秋、全日本合宿の練習中に転倒してしまい、半月板損傷をしてしまいました。診断名を聞いた後は暫く嘘だと思っていました。世界大会出場内定が決まっていて、そこで活躍する目標を掲げて練習に取り組んできたため、とても悔しい思いをしました。しかし見方を変えて「今まで見てみぬふりをしていた課題、自分の弱点に向き合おう」と思い、ひたすら地味な体幹トレーニングやウエイトトレーニングを行いました。あの時、自分に負けて諦めていたら今の私はありません。このように私の人生の中の大部分を占めているクロスカントリースキーは競技力だけでなく、人間力としても自分を成長させてくれる存在です。自分の弱い部分から逃げずに限界に向かって必死にもがく。そこから新しい自分の可能性が広がっていきます。昨日より今日、今日より明日、少しずつ成長し、限界の先にある目標の自分を見つけにいきます。
GO-BEYONDER No.734
クロスカントリースキーヤー
山﨑優風
2004年8月14日生まれ。長野県山ノ内町出身。
長野県飯山高等学校卒業後は早稲田大学に入学。姉の影響でクロスカントリースキーを始める。
2022年2月に初めてジュニア世界選手権大会出場。
2025年には全日本選手権大会で表彰台。
沢山の人にクロスカントリースキーの魅力を広めていきたい。
Instagram:https://www.instagram.com/yuka881144
2024年2月 アジア大会出場 女子リレー3位
2024年2月 国民スポーツ大会冬季大会出場 女子リレー優勝
2024年2月 全日本学生スキー選手権大会出場 女子リレー優勝
2024年1月 全日本選手権大会出場 10kmパーシュート3位