中学1年生のとき、「もっと速く走れるようになりたい」という純粋な好奇心から陸上競技を始めました。当時の私は、毎日ポテトチップスとジュースばかりの生活で、体力も根性もゼロ。中学1年時の体力測定の1500mではクラス内でも下の順位で、自分の非力さに愕然としました。それでも「速くなりたい。やればできるんじゃね」という思いだけを胸に、コツコツと練習を重ねてきました。現在はランニングコーチとして、中高生たちに陸上の楽しさや奥深さを伝える傍ら、自分自身も競技者として記録更新を目指しています。その挑戦の記録や日々の練習を、YouTubeチャンネル「カゲヤマチャンネル」やInstagramを通じて発信中。走ることの魅力、挑戦することの意味を、言葉と映像で届けています。
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GO BEYOND な 人
影山英紀(カゲヤマヒデキ)
ランニングコーチ
私が海外に挑戦しようと思った理由は、世界トップレベルのランナーを数多く輩出している「マラソン大国」ケニアに強い興味を抱いたからです。記録やレース展開を見ていて、「これは次元が違う」と感じました。単なるトレーニング方法や環境だけでは説明できない、その強さの秘密を自分の目で見て、肌で感じたいと思いました。現地では自らもトレーニングに参加し、選手たちの生活、文化、価値観まで含めて体験することで、言葉や映像だけでは得られない深い学びを得たいと考えています。また、異なるバックグラウンドを持つ選手たちと共に過ごすことで、日本にいるだけでは気づけなかった価値観や人としてのあり方にも触れたいです。その経験を通じて得た知見は、自身の競技力向上に活かすだけでなく、指導する中高生ランナーたちにも還元していきたいです。世界を知ることが、次の挑戦の原動力になると信じています。
私はこれまで一度も海外に行ったことがなく、英語も話せません。読むのも書くのも苦手で、正直に言えば「海外でやっていけるのか」という不安の方が大きいです。それでも挑戦するのは、自分の限界を超えたいという強い気持ちがあるからです。今の目標は5000mで13分台を出すこと。簡単ではない記録ですが、ケニアという未知の地で生活し、世界のトップ選手たちとともにトレーニングを積むことで、その壁を越えられると信じています。文化も言葉も違う中で、自分をさらけ出して学びに飛び込むこと。それ自体がすでに「GO BEYOND.」だと思います。怖さや迷いがないわけではありません。でも、その一歩を踏み出すことでしか見えない世界がある。私はその世界に、自分の足で飛び込んでいきます。
GO-BEYONDER No.705
ランニングコーチ
影山英紀
埼玉県在住の24歳。ランナー/ランニングコーチ。
自身の競技力向上を追い求めながら、中高生への指導を行う。
YouTubeやInstagramを通じて、走ることの魅力や挑戦の記録を日々発信中。
Instagram:https://www.instagram.com/kageyamahasirimas
You Tube:https://youtube.com/channel/UC7YSLfOAsgwVds6w4cflAgg?
自己ベスト
1500m3分59秒(2025年)
3000m8分28秒(2024年)
5000m14分39秒(2023年)