ゴルフを始めた時から、将来の夢は「世界4大メジャーのキャリアグランドスラム制覇」と「オリンピックで優勝すること」です。そのためには、アメリカを中心にアジアやヨーロッパを含む世界各国のゴルフツアーに参戦していきたいと考えています。ジュニアの頃から国内だけでなく海外での経験を培うことが、夢へ近づくための一歩だと考えています。最近では、アメリカだけでなく、タイ、インドネシア、台湾での世界大会にも出場し、試合だけでなく、その国の文化に触れたり人々と交流したりすることで、国際的な視野を広げ、将来のゴルフ活動へとつなげていこうと考えています。

一番最初に日本代表としてアメリカで試合に出たのは年長の時でした。特に英語がたくさん話せるわけではなかったので、世界中から集まる同じ年の仲間たちとどうやってコミュニケーションをとろうかドキドキしていました。いざ行ってみると、ゴルフを通して英語があまり話せなくてもコミュニケーションが取れ、世界中に友人ができました。共通の好きなことがあることで、言葉を超えたコミュニケーションが生まれ、毎年再会した時には、自分の向上したゴルフの技術などを通じて会話が弾み、さらに仲良くなれています。お互いにライバルでもあり、良き仲間でもあるという関係が築けています。言葉を超えてつながれていることで、離れていても絆を感じ、さらにゴルフを頑張る力になっています。今後乗り越えていきたいことは、海外の試合でも動じず、淡々と自分のゴルフを貫くことです。いつでも最大のライバルは自分自身だと思って試合に挑んでいます。海外では芝が日本と違ったり、暑さやキャディさんの対応など環境面でも驚くことがたくさんあります。そんな時でも自分の最大限の力を発揮できるように、自分を超え続けることで新しい自分に出会い、進化していきたいです。