小学1年生からスケートボードを始めました。始めた頃は自宅の前で毎日練習し、色々なことができるのが楽しく夢中になっていきました。父親が自宅に練習場を作ってくれ、主にミニランプという競技に専念してきました。本格的に競技を始めたのは小学2年生の時です。初めて出た大会では、順位ははっきりと覚えていませんが、同世代の上手な選手達に驚いた事を覚えています。その時の選手達を目標に、基礎をしっかりとした滑りにこだわりながら練習に励み、3年生の頃から数々の大会で好成績を収めてきました。中でも、キッズスケーターの登竜門といわれる日本最大級のミニランプコンテストFLAKE CUPでは、スポンサーを有する選手が出場するスーパー小学生クラスで前人未到の2連覇を達成しました。中学生になり、現在はストリートという競技に打ち込んでいます。
活動を通じて目指していることの一つは、AJSAスケートボード連盟が行う全国大会で入賞し、プロ資格を取得することです。2024年度は激戦区の関東地区大会を一位通過し、全国大会へ出場することができました。決勝へ進むも入賞できず、プロ資格取得も叶わず悔しい思いをしました。今年こそプロ資格取得をする為、練習に励みさらなる技術の向上を目指しています。もう一つは、スケートボードの本番アメリカで活躍することです。4年生の時に、アメリカ・サンディエゴのwilly's workshopよりサポートをしていただけるようになりました。これをきっかけに2023年・2024年とWilly Santosの元へ単身渡米し、アメリカでのスケートボード生活をしてきました。日本とは違い街中にスケーターが溢れ、スポットと呼ばれるところで滑る醍醐味、スケートパークも豊富で、環境の違いが歴然です。技術の上達には、練習環境や練習内容が必須だと思います。自分よりうまい選手たちと一緒に滑り、うまい選手の滑りを見て学習し、モチベーションもあがります。また、その選手たちを超えたいという高い目標も生まれます。
自分にとって「GO BEYOND.=超えていく」は、自分の可能性を超えていくことです。新しい技に取り組む度、ミスをすると大怪我になりかねないこともあり、恐怖との戦いになります。ですが、何度も挑戦して技をメイクした時の喜びは何にへも変えがたく、自信を得て成長へと繋がります。またスケートボード特有ですが、技をメイクした時にその場にいるスケーターみんなで喜び合うという文化があります。友達が技をメイクした時も嬉しいですし、自分ができてみんなに讃えてもらえることも励みにもなり、とても嬉しいです。これは日本国内に限らず、海外でも共通です。言葉は通じなくても、スケートボードを通じてコミュニケーションがとれます。海外で色々な人々と色々なパークで滑り、怖さとも戦いながら自分の可能性を超え、どこで滑っても目につくかっこいいと思われるスケーターになることが目標です。本番アメリカで認めてもらい、シグネチャーモデルのデッキやパートを出す。またTampa proやXgames、SLSなどの大会に出場できる選手になっていきたいです。