私は、中学生の頃からオフシーズンの冬に海外遠征に出かけるようになり、その経験が私を大きく変えました。日本だけでは経験できないことを学び、何よりも人との関わりや優しさが私の心に強く残っています。英語が話せなかった私は、初めての海外に不安もありましたが、現地で出会った多くの人々が支えてくれたおかげで楽しく過ごすことができました。困った時に手を差し伸べてくれる人々に感動し、彼らの優しさに感謝しています。海外での生活や文化に触れることで、自分の視野が広がったと実感しています。また、日本にはない波を体験することで、ボディボードの技術や知識を深めることができました。これからも海外での挑戦を続けていきたいです。

これから挑戦していきたいことは、国内でのトップ選手として活躍し続けることと、次世代の選手を育成することです。現在、私はJPBAツアーで4度目のグランドチャンピオンを目指して活動していますが、それと同時に、これまで自分が経験してきたことを次世代に伝えたいという強い思いがあります。ボディボードの魅力や技術、試合の戦い方を教えることが、今後の目標のひとつです。私が海外遠征を通じて得た経験や成長は、ボディボードだけにとどまらず、異なる文化や人との交流を通じて自分の視野を広げる貴重なものでした。その経験を、今度は子どもたちにも体験させてあげたいと考え、今年から子どもたちを海外遠征に連れて行くことを決めました。海外でのボディボードの波を体験し、異なる環境で学ぶことは、彼らにとって大きな成長の機会になると信じています。私が所属しているサーフショップ「DO INTERNATIONAL」では、幅広い年代の方々がボディボードを楽しんでおり、その中で少しずつスクール活動に携わるようになりました。これからは、トップ選手であり続けることに加えて、次世代の選手育成にも力を入れていきたいです。ボディボードの楽しさや技術を教えるだけでなく、彼らが自信を持って自分の目標に向かって進んでいけるようサポートしていきます。ボディボードを通じて、私自身もさらにスキルアップし、次の挑戦に向けて成長し続けたいと思っています。