私が関わっている媒体サーフィンライフ(1980年創刊で45年近くの歴史を誇る)は、誌面やウェブを通して、サーフィンの楽しさを伝え、裾野を広げる活動をしています。その中で私は編集、営業などほとんどの業務を担当しています。サーフィンはキッズや若者だけでなく、年齢を重ねた方でも楽しめる生涯スポーツです。コンペティションやフリーサーファー、また一般のサーファーを取り上げ、誌面やウェブに出てもらうことにより、読者や見てくれている人たちに楽しんでもらうことはもちろん、サーファーの存在価値を上げていきたいという想いもあります。そして世界に羽ばたくサーファーをフックすることが重要な役割だと考えています。また、サーフィンは海がフィールドということもあり、近年は環境問題の啓発などをNPO法人やブランドと共に誌面で取り組みをさせてもらう機会も増えてきました。現在はSNSなどで一人ひとりが情報を発信できる時代で、海外の情報もリアルタイムに入ってきます。出版業界やメディアは厳しい状況ではありますが、今後もサーフィンを独自の視点で切り取った魅力を変わらず発信していきたいと考えています。



GO BEYOND な 人
鈴木康高(スズキヤスタカ)
サーフィンライフ・ディレクター
サーフィンは海をフィールドにしています。海外には素晴らしいサーフスポットがたくさんあります。その情報を伝えていきたいということ。また、そこには単に波に乗るという行為だけでなく、サーフィンを通したカルチャーもあります。サーフィン発祥の地であるハワイをはじめ、サーフインダストリーの中心、アメリカ・カリフォルニア、オーストラリア・ゴールドコーストなどのほかヨーロッパ、さらにはタヒチなどのアイランドと、世界中には素晴らしい波とその土地独自のサーフィン文化があります。そんな素晴らしさを伝えていくためにも、自分自身が身をもって学ぶためにも、積極的に海外に出て行きたいと思っています。
海外のサーファーを取材したり、サーフボードファクトリーにお邪魔したり、現地のローカルサーファーに取材する際に、予め質問内容を準備し翻訳したり、情報を集めて資料を作ったりするなど、英語ができないなかでもチャレンジしていくことが「GO BEYOND.」だと考えています。また、海外の活動ではトラブルがつきものです。今でこそ性能が高いモバイルWi-Fiがあるので安心ですが、以前は接続料も高く、携帯電話はずっと機内モードにしたままホテルのWi-Fiだけが頼りでした。そんななかで空港で荷物が届かなかったり、財布を落としてしまったり、お店で高い金額をぼったくられそうになったり、色々な経験をしました。誰しもがそうですがその都度対応していかなければなりません。そういう非日常的な経験も自分を成長させるために、過去の自分を超えていく経験になっていると思います。
GO-BEYONDER No.646

サーフィンライフ・ディレクター
鈴木康高
1982年神奈川県茅ヶ崎市生まれ。大学時代にロングボードにハマり、それ以来サーフィンを楽しみながらサーフィンの関係する仕事につき続けている。
2008年 マリン企画へ入社 ロングボード雑誌ON THE BOARDの編集として入社。GLIDE誌、サーファーガールズ、サーフ・メガ・カタログなどの制作に携わる。
2009年 サーフィンライフ誌の営業・編集として配属されサーフィン系雑誌全般の担当になる。
2016年 ダイバー株式会社へサーフィンライフの版権が移されたことにより同社に入社。以後、唯一の社員として営業として参画するなか、2020年からは営業とウェブ、オリジナルアイテムのディレクターとして現在まで活動中
Instagram:https://www.instagram.com/surfinlifemag/
X(旧Twitter):https://x.com/surfinlifemag
Facebook:https://www.facebook.com/surfinlifemag/
雑誌「SURFIN' LIFE」オフィシャルサイト:https://surfinglife.jp
2024年9月 バリ取材
2023年 コロナ禍の収束によりようやく海外取材に出られる 9月韓国取材、1月台湾取材
2020年 営業とウェブ、オリジナルアイテムのディレクターとなる
2016年 ダイバー株式会社へサーフィンライフの版権が移されたことにより同社に入社 以後、唯一の社員として営業として参画する
2014年 7月に10日間のカリフォルニア取材
2009年 サーフィンライフ誌の営業・編集として配属されサーフィン系雑誌全般の担当になる
2008年3月 マリン企画へ入社 ロングボード雑誌ON THE BOARDの編集として入社 GLIDE誌、サーファーガールズ、サーフ・メガ・カタログなどの制作に携わる