ランプが大好きでしたが中学生のランプの大会はないので、ストリート競技に変更することにしました。週末は大阪まで2時間かけて電車や両親に送迎してもらい練習に行くことが多くなり大変でしたが、やるなら中学生の間にプロスケートボーダーの資格を取りたい！という目標で練習してきたのでAJSA日本スケートボード協会プロ資格を取得した時は目標が叶ってうれしかったです。僕はプロ資格を取得してから海外を目指したいと思っていたのでこれからは海外の大会に出ていくつもりです。まだまだ技のレベルでは世界で戦うことは難しいですが、それでも挑戦はしていきたいと思っています。目標はTAMPAやSLSの世界大会で優勝することです。初めての海外も一人で行ってみて、言葉も通じない広い世界だからこそスケートボードに乗ってたくさんのスケーターに出会い良い影響を受けたいです。

世界戦に出ている人と自分のレベルがちがいすぎて「無理なんじゃないかな」って思う時もあります。でも自分で自分の限界を作ってはいけない。夢を実現するために時間は動いているんじゃないかなと、ぼくはそう考えてるので努力しています。自分を超えていくには大きいレールで板を回す技に入っていかないと成長しないので、恐怖心と闘いながら挑戦しています。難しい技をする時は、怖くて技に入っていくのも時間がかかりますが、技を決めた時の満足感、安心感はやめられないです。スケートボードは技の完成度やスタイルなどで、同じ技でも違ったように見えたりする競技です。自分の得意技に関しては誰にも負けないスタイルと完成度で「この技といえばハルクだね」といわれる選手になっていきたいです。できることを強みに、自分を進化させて自分だけの技を作って大会で技をきめたいです。