私は、アルペンスキーというスポーツで全国優勝を果たし、世界を相手に戦っていくことを目標としています。2024年度の全国大会では第一歩として優勝を目指していましたが、悔しくも達成できませんでした。この経験は非常に辛いものでしたが、その悔しさを糧に、今後の全国大会や高校選抜に向けて現在は陸上でのトレーニングに励んでいます。まずは日本で最も速い選手になるために、自分を強化することを目指しており、より多くのレースに参加して、弱点を見つけ出し、それを克服していきます。どんな状況でも心を乱さず、常に最高のパフォーマンスを発揮できるよう、経験を積み重ねていくつもりです。そのため、今後は海外への遠征やレース出場が必須だと考えています。海外の選手たちの高いレベルに挑戦することで、自分の成長につながり、“全国優勝”への道が近づくと信じています。この道のりで様々な困難が待ち受けていると思いますが、これまでの努力を信じ、自分より強い選手たちを超えていけるように、全力を尽くしていきたいと思います。

私はこれまで数多くの試練に直面してきました。そのたびに何度も悔しい思いやネガティブな感情を抱きましたが、乗り越えることで少しずつ成長してきたと感じています。「GO BEYOND.＝超えていく」という言葉は、アルペンスキーに取り組む私にとって、非常に当てはまる言葉です。小学5年生の時に競技を始めた頃は、周りの選手との実力差が大きく、全く歯が立たない状況でした。しかし、練習を重ねる中で少しずつその差を縮め、これまで多くの試練を“超えて”くることができました。さらに、自分自身を強化するためには、昨日の自分よりも強くなることが不可欠だと考えています。そのため、日々の練習では、たとえ小さなことでも「あと1kg重く」「あと1秒速く」「あと1cm長く」を意識しながら取り組んでいます。少しの成長も見逃さず、着実に進歩し続けることを心がけています。現在、私が「超えていきたい」と思っている課題は、レースの1本目と2本目のタイムを安定して揃えることです。昨シーズンの全国中学校スキー大会では、1本目で3番タイムを出したものの、2本目では15番タイムに落ちてしまい、最終的には4位入賞にとどまりました。1本目で良いタイムを出しても、2本目でそれを維持できなかったことが悔しい経験となりました。この壁は、今までと同じやり方では越えられないと感じています。しかし、メンタルの強化を含めて様々な試行錯誤をしながら、日々成長し、目標に一歩一歩近づいていきたいと考えています。限られた時間を無駄にせず、1日1日を大切に過ごしていきたいと思っています。