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GO BEYOND な

塚原心太郎(ツカハラシンタロウ)

パラアルペンスキーヤー

パラアルペンスキーの選手たちは、視覚障がいや下肢・上肢障がいなど、さまざまな障がいに応じたカテゴリーに分けられ、それぞれのカテゴリーに適した用具やサポートを受けて競技に参加します。競技のルールや形式は基本的に通常のアルペンスキーと同じですが、選手が使用する用具やサポートシステムにより、障がいの影響を最小限に抑えた状態で競技が行われます。この競技に出会ったきっかけは、知り合いから誘われたのがきっかけです。最初は遊び感覚でやっていましたが、段々競技も興味がありやってみたいと思い始め、3年前に初めて大会に前走として出させてもらい、そこから競技を始めました。

日本と海外とでは雪質・標高が大きく異なります。海外遠征で滑走数を増やしたり、急斜面に強くなることで技術を向上させ、世界のトップ選手に近づくという目的があります。そして海外での日本とは違う環境で生活をして、スキー以外のところも学ばせてもらう大切な機会だと思っています。普段から何に気をつけるかなど沢山の気付きが出てくると思うので、チームや他国の人とのコミニケーションを大事にして海外遠征に臨みたいと思っております。

私が感じる「GO BEYOND.=超えていく」はどんな状況になってもポジティブ精神を忘れないことだと思います。これからさまざまな国に行き辛いこともたくさん出てくると思います。その壁に直面した時に自分自身がネガティブな思考になるか、ポジティブな思考になるかでレースの結果に変化が出てしまうと感じています。口に出す言葉だけでも前向きに考えることは、モチベーションを保つ方法の一つです。それを意識しながら今後ポジティブ精神を忘れず、トップ選手を超えていきたいです。

GO-BEYONDER No.578

パラアルペンスキーヤー

塚原心太郎

3歳の頃に交通事故で車いす生活になりました。車いすになってからテニスや陸上などさまざまなスポーツに挑戦して来ました。その中でパラアルペンスキーを小学2年生から始めました。はじめは遊びでやっていましたが、だんだん競技を意識するようになりました。1年間「J-STARプロジェクト」
というプロジェクトに4期生で参加し、現在、日本代表チームに在籍しています。

 

Instagram:https://www.instagram.com/shintaro_161718

2024年3月 Ice tee cup第2戦 ハンディキャップクラス 1位

2024年3月 ジャパンパラアルペンスキー競技大会 第1戦 3位 /  第2戦 4位 / 第3戦 3位

2024年2月 国内雪上合宿・トヨタ FIS ワールドカップ札幌大会前走

2024年2月 国内大会チェアスキーチャンピオンシップ inよませ GSレース 一般 座位 1位

2022年11月
Pitztal 2023 FIS Para Alpine Ski SG 8位
Pitztal 2023 FIS Para Alpine Ski SG 11位
Pitztal 2023 FIS Para Alpine Ski SG 8位
Pitztal 2023 FIS Para Alpine Ski GS 7位
Sugadaira 2023 FIS Para Alpine Ski SL 4位
Nozawa 2023 FIS Para Alpine Ski GS 4位

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