私が海外にチャレンジする根本的な理由は、私の理念である「MoreChoice」の実現にあります。この考えは、日本一周したときの経験から生まれました。地方の人たちが限られた選択肢の中で悩む姿を目の当たりにし、人生の可能性をもっと広げられないかと思いました。197カ国制覇という挑戦を通じて、私は多様な生き方や価値観、そして社会課題への独自のアプローチを学びたいと考えています。これらの経験を積極的に発信することで、人々に新たな選択肢や可能性を提示したいと考えています。同時に、デジタルノマドとしての生活を実践することで、場所に縛られない新しい働き方のロールモデルになることを目指しています。私がおこなっているEコマース事業を通じて、地方の職人の技術を世界市場につなげる試みも、この「選択肢を増やす」という理念の実践です。究極的には、これらの活動を通じて、国境や文化、固定観念という見えない壁を取り払い、誰もが自由に選択し、挑戦できる社会の実現に貢献したいと考えています。私の挑戦が、一人でも多くの人の人生の可能性を広げるきっかけになれば、嬉しいです。

私は「GO BEYOND」を、自分の中だけの話ではなく、他者の可能性を広げることも含まれていると捉えています。これは、東南アジアでの体験を通じてより深まりました。当時言語や文化の違いに戸惑いながらも、現地の市場で食材を探していた時、言葉が通じない中、身振り手振りと表情で意思疎通を図るうちに、思わぬ交流が生まれました。地元の方々の温かさに触れ、言葉の壁を越えたつながりの可能性を実感しました。また、ある日、地域の自分と同じくらいの年齢の方たちと交流する機会がありました。彼らは限られた就業機会や教育選択肢に悩んでいました。私のデジタルノマドとしての経験や、オンラインを活用した世界とのつながり方を共有すると、彼らの目に新たな光が宿りました。この瞬間、情報共有が人々の視野を広げ、可能性を開く力を持つことを痛感しました。これらの経験は、私に次なる挑戦への指針を示してくれました。今後は、自分の世界197カ国挑戦という目標とともに、世界中の多様なコミュニティをつなげる取り組みを展開したいと考えています。また、自身のデジタルノマド経験を基に、場所に縛られない新たな働き方や生き方のモデルを提示していきたいと思っています。「GO BEYOND」の真髄は、自己の成長と他者への貢献の融合にあると確信しています。この信念のもと、挑戦を続けてまいります。