私は、アルペンスキーという競技をやっていて現在日本代表として活動しています。年間3~5回ほど海外渡航しており、昨年は、ヨーロッパ、中国、韓国に渡航して、シーズンの4割を国外で過ごしました。アルペンスキーにおいては、ワールドカップの開催国がヨーロッパに集中しているため、出場するにあたってヨーロッパの雪質に慣れる必要があります。日本とヨーロッパの雪質の違いは、日本は自然な雪なのに対しててヨーロッパは氷河でスキーをするため氷が出たアイスバーンを滑ります。そのため、目標実現のためにヨーロッパで長期間のトレーニングを行っています。また、オフシーズンの取り組みとして月に一度、高地でのトレーニング合宿を長野市でおこない日本人選手に足りていないフィジカル強化をおこなっています。
GO BEYOND な 人
直江優作(ナオエユウサク)
アルペンスキー
アルペンスキーを通じて目指しているのは、2030年のオリンピック金メダル獲得です。 74年ぶりのメダル獲得、そして日本人初の金メダルを獲得して感動と興奮を与えたい、盛り上げていきたいという思いからこの目標に向かって活動しています。日本のアルペンスキー人口は比較的多いものの、大会での盛り上がりがありません。2シーズン前、世界Jr.を経験した際、大会はもちろん表彰式での盛り上がりがものすごく、日本でおこなわれる全国大会、アジア大会も同様に盛り上げていきたいと思っています。また、この目標に近づき達成させてから次世代に環境を残したいと考えています。現在WCの出場枠は1つ、オリンピックは1人しか行けません、そのため次世代の選手が世界で成績を残し続ける土台を自分たちで作っていきたいと思っています。
私は2023年に世界ジュニア選手権大会に出場しました。この大会は21歳までの選手が出場できる大会で自分は全く対等に戦うことができませんでした。同年代の中にも入賞してくる選手がいてヨーロッパのレベルの高さを感じました。また、僕の目指しているオリンピック金メダルはジュニアの世代で対等に戦えなければさらに程遠いものであり世界のレベル、そしてアルペンスキーにおいての日本の位置を知ることができました。それもあり、自分はより一層目標を達成させたいという思いが強くなりました。かつての日本は、ワールドカップで表彰台に登っているし、今その経験をした方に夏冬トレーニングを見てもらっている。自分だけじゃなく、サポートがあって自分があり成り立っているということを常に意識を向けていればGO BEYOND.できると感じてきました。そして世界ジュニア選手権は21歳までリベンジすることができるのでそこでまずは表彰台に登り目標実現へ一山超えていきたいと思います。
GO-BEYONDER No.571
アルペンスキー
直江優作
私は北海道札幌市で活動している、アルペンスキーヤーの直江優作です。
応援宜しくお願いします。
Instagram:https://www.instagram.com/yusaku2naoe2/
2020年2月 全国中学校スキー大会 大回転競技 優勝
2023年1月 世界Jr選手権 大回転競技 U18 第3位
2023年2月 インターハイ回転競技・大回転競技 2種目優勝
2023年2月 国民体育大会スキー競技会 大回転競技 少年男子の部 優勝
2023年9月 令和5年度 北海道スポーツ賞受賞
2024年1月 FEC(アジア大会)スピード系種目中国大会スーパー大回転 優勝
2024年3月 全日本選手権 回転競技 6位