私がアルペンスキーを通じて追い求めている最終目標は、オリンピックの優勝と、ワールドカップの優勝です。2030年のオリンピックを目指して活動しています。この目標を達成する為には、海外でのトレーニングをおこない、レースに出場し好成績を収めていく必要があります。日本の選手と海外の選手との異なる点は、自然環境から影響を受けるアルペンスキーをする際のコース環境に差があり、そこで日本の選手と海外の選手で実力差が生まれてしまいます。海外の選手に劣らないような実力をつける為には、海外に行き、難しい条件の中で練習をし成績を収めていくことが必要です。海外に行き本場の実力を付け、自分の目標を達成できるよう精進していきます。また、私がオリンピック、ワールドカップで活躍したい理由は、アルペンスキーをメジャースポーツにしたいからです。アルペンスキーという競技は日本ではマイナースポーツです。私がオリンピック、ワールドカップで活躍しスキーの魅力を知ってもらえるような影響力のある選手になり、一人でも多くアルペンスキーという競技に興味を持ってもらうことができればと願っています。

私がアルペンスキーの活動を通して目指していることは、ワールドカップやオリンピックといった国際大会で優勝すること、そしてアルペンスキーの魅力、価値を広めてスキーを身近なスポーツにすることで、それが夢でもあります。アルペンスキーという競技はヨーロッパと違い、日本においては知名度が低く競技人口が少なくマイナースポーツとなっています。私自身が世界で戦える選手になるという夢に向かって信念をもって取り組むことで、人の心を動かし、多くの人にアルペンスキーの魅力を知ってもらえるような、影響力のある選手を目指しています。また、私がアルペン競技を続けることができるのは、家族やコーチ、サポートしてくれてくれる方々に支えられているからです。その方たちに恩返しするには結果で返すしかありません。なので自分の為だけでなく支えてくれる方々の為にも私は世界のトップを目指し、挑戦します。私は、中学3年の時に初めて出場した国際大会で戦った同世代の選手が1年後の海外FISレースで活躍する選手をみて、1年という時間で自分との差を痛感しました。この差を埋めるには日々のトレーニングをより濃いものへとしなくてはいけません。現在地がどこで、自分の何が足りないのか、トレーニングの目標設定、コーチとの共有、アドバイスを理解し、主体的に考えそれを実行する、これらのことを日々繰り返すことで海外の選手との差は少しずつ埋まると信じてます。これから様々な困難に直面する中で、目標を見失わず一つ一つ乗り越えていきたいと思います。