今はビックエアーの大会、スロープスタイルの大会に出ていますが将来的には僕はフリーライドに力を入れていきたいと思っています。「それじゃあなんで今スロープスタイルの大会に出てるの？」と聞かれることがあります。理由は大会に出て、リザルトを残して多くの人に自分の事を知ってもらいたいと思っているからです。そしてもうひとつの大きな理由は、フリーライドに向けての修業だと考えています。大会では、ルールやジャッジ基準が細かくあり、それに加えて自分の個性も必要になります。その為に、やりたい事と、やらなければならない事をしっかりと継続して行っています。僕は最初スノーボードはスロープスタイルが絶対なんだと思っていました。ですが、師匠である白本直行コーチに出会ってフリーライドの大切さ、楽しさ、自由さをそして厳しさを学びました。ゲレンデ内にあるコースを滑走する競技と違い、自然の地形を読みながらの滑走は技術は勿論ですが知識と経験がとても重要になります。彼のレッスンを受けて僕は「フリーライドで自分を表現したい！」と思うようになりました。フリーライドがオリンピック種目になる日に向けて、最大限の努力を続けて行きます。日本には世界レベルのスロープスタイルのパークも存在しますが、フリーライドを極めるには、世界中の地形を滑る技術が必要です。これから日本中の、世界中の雪山を滑りこなせるスノーボーダーになるのが僕の目標です。今は自分の事を知ってもらうために、Instagramで毎日投稿をするようにしています。僕にとってのInstagram は僕のスノーボードの表現のひとつであり、発信と発想の場です。小学1年からスノーボードのレッスンを受けてきました。僕より上手な子も沢山いましたし、あっと言う間にプロになった子もいます。でも、様々な理由で辞めて行った子も沢山居ます。僕は諦めないで続ける方を選べて幸運だと思っています。そんな中で世界で活躍する身近な先輩達を見て学んだ事があります。継続。自分で決める。そして実行。更に継続する。これを大好きなスノーボードに乗せて、笑顔で楽しむ。そんな思いを持って、プロスノーボーダーとして「継続は力なり」を、体現していきます。そして、僕の体現するスノーボードで、1人でも多くの人にスノーボードの素晴らしさを伝えていきたいです。

去年初めて海外に行きました。両親もいない中、初めての海外だったので正直不安でした。ですが、グローバルWiFiのおかげで、海外にいても、完璧なインターネット環境があり、いつでもどこでも連絡したい人に連絡できてすごく安心しました。また、新しい環境でのスノーボードは刺激的で、発信したい事、映像が沢山あり、僕は自分の興奮を毎日欠かさずInstagramに投稿していました。そしてその投稿に対する反応もすぐに知る事が出来て更なる励みになりました。生活の中では、翻訳機能を使って言葉の壁さえも超えていく事ができました。英語が少ししか出来ない僕にはとても便利でした。去年は受験生でしたので、学校の勉強もインターネットを使用して練習後に行っていました。無事に合格できたのもWi-Fi環境が整っていたからだと思います。どこにいても、どんな環境でも、普段から続けている事をやり続ける。また、それが出来るよう環境を整える。「継続は力なり」僕にとっての「GO BEYOND.」とは続けていく事です。