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GO BEYOND な

相田洸太郎(アイダコタロウ)

ロードレーサー

僕はORCA CYCLING SCHOOLに所属しながら自転車競技を行っています。僕は中学に入ってからツールドフランスをYouTubeで見て最初のロードバイクを買いました。そして、ロードレースのトレーニングは一般道を使ってトレーニングするために自転車の交通安全スクールに行き一般道を走る上で必要な知識を学びました。そしてそのスクールが終わった後に現在所属するチームの代表に「うちに来てみない?」と声を掛けられたのがきっかけです。チームに入ってからは自転車競技中心の生活になりました。そんなトレーニングの日々の中で怪我をしてしまいました。自転車でこけて左腕の前腕部の骨が2本完全に折れてしまいました。そこからは室内で自転車用ローラー台を使って基礎体力を作っていました。治った後はさらに自転車愛がましてより練習に打ち込めるようになりました。ロードレースは舗装された道で順位や所要タイムを競うタイムトライアルがあります。ロードレースは町の中を走るレースや、数kmほどのコースなどロードレースの中にもさらに種類があります。ロードレースでは長い距離を走るレースもあり、走りながら栄養管理なども行います。起伏が激しいコースによって戦略を変えるなど筋力以外にも頭脳戦でもあります。

僕の夢はUCIワールドチームに参加してツール・ド・フランスで区間優勝することです。UCIのチームに入るにはジュニアカテゴリーのうちからヨーロッパのレースに出てとにかく結果を出すことです。ヨーロッパは自転車競技の中心地であり、世界最高レベルの競争が行われています。格上しかいないヨーロッパで競技をすることは自分自身の技術などを向上させるための最高の環境なので海外にチャレンジしようと思いました。ヨーロッパの選手やコーチから学べる技術スキルや戦略は日本で学べるものと違うため自分のパフォーマンスの向上に大きく影響します。レース中にどのようにエネルギー補給を管理し、いつスプリントをかけるかなどレースについての戦略を学ぶことができます。すべて自分にはないものをヨーロッパの選手は持っています。なのでレース中もスキルを観察し、分からないことはコーチに聞くなどし、自分の武器に変えます。このような経験は日本ではとても少ないです。これから目標に向かっていくために自分から現地に行き学び、これからに生かしたいです。

海外に挑戦するにあたり「超えていく」と感じたのは、自転車競技の本場ヨーロッパの選手とレースをした時です。日本人よりもはるかに身長が高く手足も長く体も太い選手と戦うレースは特に頭をいつも以上に使い、この体格差をどうにか自分が優位に立つ方法がないのかと考えていきレース中に感じたことを行動に移してチャレンジして、一歩ずつ進んでいくことで自分自身が強くなっていくことを感じます。これから超えたいものは言語の壁です。本場ヨーロッパでは主にベルギーが自転車競技の本場です。ベルギーでは地域によって言語が異なっていて、半分より上はオランダ語で下はフランス語です。今年所属するチームは主にオランダ語を使用します。ですがいろんな選手とコミニケーションをとるためには+英語も使われるため3つの言語を使う必要があります。僕は2年前初めてベルギーに遠征に行きました。その時何とか同年代の選手に勇気を振り絞って英語で声をかけました。その時の英語力は簡単な英語なら話せる程度でした。その会話は言語の壁を超えるための第一歩でした。そこから2年経ち、これからは現地のチームに入ってコミュニケーションをとる必要があります。今とても大きな言語の壁に当たっています。これからもめげずに根気よく越えれるようにしていきたいです。

GO-BEYONDER No.535

ロードレーサー

相田洸太郎

2007年10月6日、愛知県生まれ。現在はORCA CYCLING SCHOOL所属中京大学附属中京高等学校 通信課程在学中。競技歴4年。テレビに映っていたツールドフランスをきっかけに自転車競技を始める。競技2年目にしてユーラシアサイクリングアカデミーに選出されベルギーに派遣されました。その年はヨーロッパと日本の競技レベルに圧倒され惨敗。翌年も二度目のアカデミーに選出されましたが、目立った成績を残せませんでした。そして今年競技4年目にして自らベルギーの強豪チームにコンタクトを取り7月から加入決定。ベルギーで成績を残せるように頑張ります。

Instagram:https://www.instagram.com/a_kotarou55/?hl=ja

2024年5月   美山ロードDay1 TT4位
2024年5月   美山ロードDay2 ロード41位
2023年10月 四日市全国ジュニア自転車選手権 15位
2023年8月   シマノ鈴鹿3周 18位 
2023年4月   東日本チャレンジロード34位
2023年3月   西日本チャレンジロード25位

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