私はクロスカントリースキーの本場、ノルウェーで行われたジュニアキャンプで初めて海外遠征を経験しました。世界各国のトップジュニア選手が集まりトレーニングをし、スキーについての学びを深めるというものでした。みんな年齢は一緒でも、日本人とは体格や筋力に大きな差がありました。ですが、体力面では日本人も引けを取らないという、世界への可能性も見出すことができました。そして、世界ジュニアでも少しの可能性と大きな悔しさ、憧れを改めて感じ、「自分もこの舞台で勝ちたい！」と強く思いました。この小さな可能性を決して見失わずに、悔しさとあこがれを糧に自分の長所は伸ばし、短所は改善し向上させるよう日々トレーニングに励みたいと思っています。そして、最終的な目標であるオリンピック出場を達成できるよう積極的に世界へチャレンジしていきたいと思います！

私が感じるGO BYOND.とは多くの人が感じ、考えてしまう壁を越えていくことです。特に海外活動においては、世界との差を痛感して、同じ世代でも世界のトップ選手には勝てない、永遠のあこがれ、という感情を抱くことが多いです。ですが、このような感情の壁で自分の限界を設定してしまっている間は、さらなる高みを目指して成長することはできないと思います。そのため、世界のトップをしっかり見て「超えていく」という目標を持つことが勝つためには重要だと思います。また、これからは日本のトップ選手、世界のトップ選手になる、という思いをしっかり持って活動していきたいと思っています。その中で、積極的に世界へ挑戦することと、自分とよく向き合うことを重要視したいと思っています。