私の大きな目標は、世界を舞台に活躍する影響力のあるスノーボーダーになること、そしてなによりいくつになっても大好きなスノーボードと一緒に生きていくことです。そのために、オリンピックやXgamesをめざして活動しています。また、ハーフパイプの競技生活を終えてからは、大好きなAbsinthe FilmsやBEYOND MEDALSのクルーのライダーたちのように国内外のライダーから認められるナチュラルのライダーになりたいと考えています。世界を目指したいと思うようになったきっかけは、12歳の時に出場したBURTON US OPENです。初めて画面越しに見ていたアメリカでの大舞台に立ち、日本では感じたことのない熱気やフレンドリーな文化に衝撃を受けました。そして、直感的にまたこんな場所でスノーボードをしたいと感じ、世界を舞台に活躍できるライダーになるため、本気でオリンピックを目標として意識しました。

新しいことにチャレンジする時、GO BEYOND.を感じます。特に、新しい技に挑戦するための長い過程の時に感じます。新しい技に挑戦するためには、オフシーズンから何ヶ月、技によっては何年もかけて準備します。オフトレ施設でひたすら地道な練習を積み重ねます。そうして時間をかけ、恐怖心と戦いながら雪上でトライします。ハードな練習、恐怖心、怪我を乗り越えて初めて成功したときはそれまでの練習の大変さを忘れてしまうぐらい嬉しいです。もし成功できず怪我をしてしまっても、それらを乗り越えた経験は自分にとって大きな財産になっています。そうして練習してきたことを大会で表現できたとき、今までの全てが報われたような気持ちになります。それは達成感や喜びといったひとつの言葉では言い表せないものです。これからもなりたい自分になるために、たくさんのことにチャレンジしていきたいです。