この世界でマジックをする旅を通じて、普段会うことができない世界の奥地の方々にマジックと着物で感動を届けたいということ、そして徒歩でユーラシア大陸を横断するという少々無謀な旅をする事で同世代の若者に『何かに挑戦する大切さ』を知ってもらいたいという思いがあります。 自分自身が初めて見たマジックで感動した経験をマジックを知らない人たちに感じてほしいです。そしてこの挑戦を通じて少しでも若者の海外離れの歯止めなって、何か挑戦する価値をマジシャンが未知の旅をする事で見出したいと思います。 旅をする中で数々の苦悩、困難が待ち構えていますがそれを一つ一つ乗り越えていくことで挑戦の面白さ、大切さを世間に伝えたいと思います。

海外を徒歩で冒険するということは砂漠地帯の猛暑、砂嵐、スコール、山岳地帯の吹雪など地理的な困難を乗り越えながら前へ前へと歩みを進めていきます。 そんな中でも歩き続けていると、まだ見たことのない景色に出会えて、まだ会ったことのない人々に出会えて、文化、風習、その地に生ける人々の姿に出会えます。 また彼らにとっても、リヤカーを引っ張って旅をする日本人という文化交流の良いきっかけになります。 「ユーラシア大陸徒歩横断」というできるかどうかわからない冒険だからこそ、挑戦して乗り越えていく価値が生まれると思います。 その未知の世界を一歩一歩進み、マジックを通して現地の方々にまだ見たことのない感動を与えて夢や希望を持つきっかけになると思います。 まだ誰も歩き通していないルートで冒険することで日本人の可能性を高めていきたいと思います。 砂漠地帯で46℃47℃の中を重たいリヤカーを引っ張っていると、「もう先へ進めないんではないか」と思うほど身体が思い通りに動かなくて、そんな中でも必ず達成するという内なる情熱を燃やすことで歩き続ける事ができます。 これから先もまだ経験した事のない辛い道のりが待っている事と思いますが、己の限界に挑戦して行きユーラシア大陸を踏破します。