クラブチームとして、雪のある地域、無い地域、健常者、身障者を問わず、スキースポーツを通じ、青少年の育成に主眼を置き、ジュニアから一環した指導体系に基づき、技術、意識、人間性を作り上げ、世界で戦える、スキー選手を育成することを活動理念に据えています。 [世界と戦える選手をメイドインジャパンで作り出す]をコンセプトに、世界で通用する環境を整え、世界を意識できる選手層の厚みを増すことで、ワールドカップ、オリンピック、パラリンピック、デフリンピックでの表彰台を狙うことを最終目標としています。 選手とコーチの価値観を共有し、選手ファーストの活動を意識しています。 何事にも誠実に取り組み、いつも情熱を持って卓越するまでやりきる。 いつも元気に、もちろん楽しく、挨拶で始まり、挨拶で終わると言う日本の文化に則り、チームワークを大切にしているチームです スキーという競技を通じて、日本人が世界のトップで戦えること目標にしています。

現在、チームを発足させて、21年が過ぎました。 最初の活動としては、地域の小学生、中学生をスキーというスポーツに誘う活動が主なものでした。 10年を過ぎた頃から、クラブチームメンバーの成績も良くなり、全国大会で活躍する選手が増えてきました。 その中で全国優勝する選手も、数名出始めて、現在では、全国大会の優勝者は15名を超えています。 そのようなジュニア期に活躍して選手たちが、大学生、社会人となり、活躍の場が世界に移りつつあります。 現在、アルペンスキーの世界では、氷河を持つヨーロッパが中心となり様々な活動が行われており、島国である日本は情報等も少し遅く入って参ります。 活動自体をヨーロッパにする事で、出来るだけリアルタイムにアドバンテージを減らしたトレーニングを積みたいと思っております。

全てにおいて、アスリートの世界はトライアンドエラーの繰り返しです。何かを越えるには必ず繰り返しが必要となります。 何度も失敗をして、その中からしか答えは見つけられません！失敗を恐れずに何にでもチャレンジすることが何事も超えてゆく唯一の道と確信しております。

最初に越えなければならないのは、マイナー競技としての壁です。 アルペンスキーは、レジャーとしてはメジャーなスポーツですが、競技としてはマイナースポーツだと感じています。 やはり、世界での立ち位置、オリンピックでのメダル、ワールドカップ等での優勝など、今まで成し得なかった事があります。 まずはアルペンスキー競技を皆さんに認めてもらうための活動が必要だと確信しております。 それには順を追ってクリアして行かなければならない壁がたくさんあり、その一つ目が島国を飛び出し、もっと広い視野で自分の活動を見つめ直すことと感じます。 活動範囲を広げ、様々な経験を積み、今現在よりも広い視野を持つことで、自分の枠を広げることにつながります。 このような活動を続けることで、自分が超えたいものを超えられると信じております。