私の目標は全国大会の入賞です、昨シーズン叶えることができず、ジュニアオリンピック１３位が最高の成績でとても悔しい思いをしました。限られた時間で練習の質を上げるため、s雪場でのコーチングに加えて、自分の滑りの映像もタブレットでその場でチェックし、プラスアルファで自分で修正を加えながら練習するようにしています。さらにスキー板にワックスを塗るワクシングやエッジのチューニングを翌日の練習のためにほぼ自分で行うようにしています。私は学生なので、勉強も疎かにすることができません。秋に留学する機会があり、帰国後に英検準１級を取得しようと励んでいます。シーズン中はどうしても勉強にさく時間が短くなってしまうので、勉強はシーズンの前に集中して行い、シーズン中はアルペンに集中できる環境になるように努力しています。そして、大学進学をしたら好きな英語、特に英米文学を専攻しながら、全国の強豪県の選手達に挑み、目標をかなえていきたいです。

私はこの秋、初めて海外へ留学することになりました。日本の文化や全く違う国に行くことは、新しい発見と経験が得られると耳にします。日本では当たり前と思っていたことが海外では全く通用しない、留学はその様な異なる文化や価値観を知り学べる場所だと思います。その経験は私に広い視野での判断能力を培ってくれるものだと思います。それはきっとアルペンスキーでも役立たせることができるような気がします。 　レースではインスペクションというコースを下見する時間があります。レースは起伏のある斜面に設置された旗門が次々に迫っていきます。インスペクションでは広い視野で、そのコース上の理想のライン取りを決めなければタイムが出ません。しかし、時速６０キロ以上で次々に旗門を滑りぬけるため、自分の理想のラインどりをキープすることは難しいです。そんな中でも一瞬で新しいライン取りを判断しなければ、もっと悪くなったしまいます。 　留学を通じて、判断や決断する力をもっと向上させ、今の自分に満足せず、自分を超えた自分と出会いたいと思います。