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GO BEYOND な

一般社団法人日本デフ陸上競技協会(イッパンシャダンホウジンニホンデフリクジョウキョウギキョウカイ)

陸上競技

当協会は、聴覚障がい者の陸上競技の選手強化、普及・啓発活動を行う統括団体であり、デフアスリートトップ選手の強化・育成、合宿、国内および国際大会への選手・スタッフ派遣、デフ陸上教室、講演会等の活動を主に行っています。また、活動を通して目指している内容の通り、2023年11月大会では手話や字幕など視覚的に伝えるという、聴覚障がい者に対する情報保障を重点的に行い、文字通り「魅せる(観せる)大会」を国内で運営したことで、各方面から注目されています。また、2024年11月29日(金)から12月1日(日)大井ふ頭臨海公園陸上競技場と駒沢オリンピック公園総合運動場 陸上競技場にて「2nd World Games of Deaf Athletics Teams 2024(第2回世界デフ国別・地域別対抗陸上競技選手権大会)第4回 日本デフジュニア・ユース陸上競技選手権大会 」の国際大会を開催する運びとなりました。

まだまだ低い聴覚障がい者スポーツの認知度を上げ、並びに聴覚障がい者の広い社会参加を促進し、日本における陸上競技の普及拡大を図り、活力ある共生社会の創造に繋げていくことを目的としています。デフアスリートトップ選手が練習しやすく、国際大会に向け、「世界一になる」という向上心だけではなく、陸上継続ができる環境をスタッフとしてもサポートしていくことが大事だと思っています。そのためにも上記の国際大会や国際交流合宿、デフ陸上教室を当協会が運営しながら様々な活動をしていけたらと思います。現在、デフリンピックの知名度が16.3%とまだまだ低く、スポンサーなどが少ない状態です。2025年に東京でデフアスリートのスポーツの国際大会である「デフリンピック」が開催されます。当協会でも、2025年に向け、2024年7月に第1回世界デフユース陸上競技選手権大会、第5回世界デフ陸上競技選手権大会、同年11月には2nd World Games of Deaf Athletics Teams 2024と大会が続き、デフアスリートトップ選手の強化に励んでいるところです。

国境を越えると言葉に壁を感じる事があると思いますが、聴覚障がい者はジェスチャーや手話でコミュニケーションをとっているため、言葉がなくてもすぐに心が通じあえる環境があります。そうした環境があるからこそ、国際大会や海外遠征合宿では各国の言葉の壁や文化の違いに関係なく、すぐフレンドリーになれる、まさにGO BEYOND.!世界で多くのデフアスリートが活躍し、国際大会で好成績を獲得できるように、たくさんの方々からの応援や支援をいただきデフ陸上を盛り上げていければと思います。

GO-BEYONDER No.433

陸上競技

一般社団法人日本デフ陸上競技協会

2002(平成14)年4月6日に日本聴覚障害者陸上競技協会設立。
2016(平成16)年4月に法人化し、日本デフ陸上競技協会に改名。
2004年から毎年当協会が運営している日本デフ陸上競技選手権大会を開催しており、現在、2025年東京デフリンピックに向けて2024年11月の日本デフ選手権大会では海外選手からのエントリーも受付しています。
また、海外遠征合宿や海外大会にも出場し、海外選手と国内選手との関係を深めると同時に、国際競技力の向上にもつなげています。
強化合宿だけではなく、ジュニア陸上教室、講演会、コンプライアンス研修会、栄養勉強会、トレーニング講習会など幅広いイベントを選手のニーズに沿った内容を実施しています。

Instagram:https://www.instagram.com/jdaa2002/
Facebook:https://www.facebook.com/JDAA.home/
HP:https://www.j-daa.or.jp/jdaa/

・2024年7月 第5回世界デフ陸上競技選手権大会(台湾)
→選手24名出場。【大会結果】金2・銀6・入賞4・入賞10
男子4x100mR 世界デフ新記録・大会記録を更新。

・2024年7月 第1回世界デフユース陸上競技選手権大会(台湾)
→選手8名出場。【大会結果】金4・銀1・入賞4・入賞5
男子4x100mR 世界デフユース新記録を更新。

・2024年1月 第1回ユースデフリンピック競技大会(ブラジル)
→選手3名出場。【大会結果】金3・銀2・入賞2

・2023年11月 第1回アジアデフ陸上競技選手権大会(イラン)
→選手9名出場。【大会結果】金9・銀3・銅1・入賞3
国別総合:男子総合優勝・ 女子総合3位
※イラン戦争により出場選手が少なめです。

・2022年5月 第24回夏季デフリンピック競技大会 (ブラジル)
→選手19名出場。 【大会結果】金3・銀1・銅3・入賞6 
※コロナウイルス感染の状況により、競技途中で全団体辞退により残りの種目を棄権。
デフオリパラで日本人初男子100m金メダル獲得。

・2021年8月、9月 第4回世界ろう者陸上競技選手権大会(ポーランド)
選手7名出場。 【大会結果】銀2・銅1・入賞6

・2019年3月 世界デフ室内陸上競技選手権大会(エストニア)
→選手16名出場。 【大会結果】銀1・入賞14
日本人初 女子中距離1500m銀メダル獲得。

・2017年7月  第23回夏季デフリンピック競技大会 (トルコ)
→選手26名出場。 【大会結果】金2・銀2・銅2・入賞12
日本男子初の男子200m金メダル獲得。
オリパラデフで日本人初の男子4×100mR金メダル獲得。

・2016年6月  第3回世界ろう者陸上競技選手権大会 (ポーランド)
→選手29名出場。 【大会結果】金2・銀3・銅4・入賞17
男子400m世界ろう者ジュニア新記録
男子1500m日本ろう者新記録

・2015年10月 第8回アジア太平洋ろう者競技大会(台湾)
→選手30名出場。 【大会結果】金7・銀4・銅2・入賞15

・2013年8月  第22回夏季デフリンピック競技大会(ブルガリア)
→選手26名出場。 【大会結果】銀2・銅3・入賞16

・2012年7月  第2回世界ろう者陸上競技選手権大会(カナダ)
→選手30名出場。

・2009年9月  第21回夏季デフリンピック競技大会(台湾)
→選手18名出場。 【大会結果】金メダル1・銀メダル2・銅メダル2・入賞9
日本投擲種目初の金メダル獲得。また日本人初!男子ハンマー投 世界デフ記録樹立。

・2008年9月 第1回世界ろう者陸上競技選手権大会(トルコ)
→選手27名出場。 【大会結果】データなしのため不明

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