スケートボード(パークスタイル)の選手として活動しています。6歳の時に父に誘われてスケートボードパークに行ったことがきっかけで、スケートボードを始めました。最初はスケートパークで出会った友達と滑ることが楽しく、競技というよりは遊び感覚でした。今ではすっかりとスケートボードの魅力に取りつかれ、競技としてスケートボードに取り組んでいます。スケートボードの競技は大きくストリートとパークスタイルの2つに分けらます。僕はスピードのあるライディングでエアートリックを交えながらお椀状のコースを駆け巡るパークスタイルの選手として活動しています。普段の練習は愛知県あま市のHi-5スケートパークでパーチカルランプというスノーボードのハーフパイプのようなセクションで練習しています。今では、公式戦(日本選手権、日本オープン)にも積極的に参戦するようになり、2022年に行われた全日本選手権で当時10歳ながら4位入賞することができました。その結果、一般財団法人ワールドスケートジャパンの強化指定選手に最年少で選出されることができました。現在は、その強化活動選手として世界選手権等の海外の大会にも参戦し、かっこいいスケーターとなれるように奮闘中です。
GO BEYOND な 人
三竹陽大(ミタケヒナタ)
スケートボーダー
目指すはオリンピック出場です。ただ、日本にはパークスタイルの本格的な練習をする場所が少なく、国内のスケートパークで練習するだけでは、十分なスキルや経験は身につきません。そのため、2021年にはスケートボードの本場、アメリカにわたり、スケートボードのスキルを磨きました。今では国際大会に出場する機会も出てきており、海外での活動も増えてきました。ただ、まだまだ世界のトップレベルの選手との間には高い壁があります。オリンピック出場という夢を叶えるためにはその壁を越えなければなりません。今から海外での経験を積み、世界のトップレベルを肌で感じることで、自らの夢に向かって様々なことを吸収できればと思っています。また、スケートボードは上手くて大会の成績が良いだけでは認められません。「カッコいい」というスパイスが必要です。そのスパイスを手に入れるためも海外の経験を積み、「カッコいいスケーター」となってオリンピックで金メダルを取りたいです。
日本にはパークスタイルのスケートボードを練習できる環境が少なく、本格的な練習をするためにはどうしても海外に行くことが必要となってきます。海外での活動となると言葉の壁を越え、環境に慣れることが必要です。今だと言葉の壁はアプリ一つで超えられます。実際、これまでの国際大会参加時もWI-FIがあれば、携帯のアプリで海外の選手と交流できました。今では、スケートボードを通して海外に知り合いができ、SNSを通して、刺激を与えあうこともあります。一方で、環境に慣れるといった面では、まだなかなか難しい部分があります。これまでは、時差や食べ物、天候、大会会場の雰囲気などの違いによって日本と同じように競技に取り組むことができていないです。ただ、これから経験を積んでいけば、こういった海外の壁も乗り越えることができ、自分のスケートボードができるようになると思っています。そのために、いつでも海外で自分の力を発揮できるように、頑張りたいです。
GO-BEYONDER No.400
スケートボーダー
三竹陽大
6歳の時父親と一緒にスケートパークに行ったことがきっかけとなり、スケートボードにのめり込む。2022年の第5回マイナビ日本スケートボード選手権4位となり、最年少で強化指定選手となる。2023年から世界公式戦にも参戦。目指すはオリンピックで金メダル!
Instagram: https://www.instagram.com/hinappie/
受賞歴
・2023年3月 第2回マイナビスケートボード日本OPEN 10位
・2022年11月 第5回マイナビ日本スケートボード選手権 4位
・2022年10月 JSFパークスタイルコンテスト2022 5位
・2022年4月 第1回マイナビスケートボード日本OPEN 10位
・2021年12月 第4回マイナビ日本スケートボード選手権 16位
・2019年12月 JAPAN VERT GATHER vol.5 ビギナークラス 優勝