自分が小学校１年生の時に、落ち着きのなかった私をサッカー経験者の父親が地域のサッカー少年団に参加させたことがきっちかけでサッカーを始めました。小学校３年生まではDFの選手でしたが、試合に出れるどころかベンチにすら入れないこともありましたが、当時のゴールキーパーをやっていた選手が、サッカークラブを辞めた事で当時、たまたま身長が一番大きかった自分に突如として出番が回ってきたことでゴールキーパーに。 一人だけ、ユニホームが違う、一人だけグローブをはめる、「他人とは違う」ことにやりがいを感じどんどんサッカーにのめり込んでいきました。

島国である日本とは異なり、様々な可能性や最新の情報が大陸中に飛び交っている「世界」 現役選手時代に見た海外と、自分が指導者になってからの海外では、また受けた感覚が異なり、それぞれ良い部分がありました。その「世界」で見て、感じた感覚をこれからの日本を担うスポーツジュニア達に伝えたいと思い毎年、多くのスポーツ選手を引き連れ、海外に渡っています。異国の地で、若い選手達が様々なチャレンジを行える環境づくりを行い、自分自身は先進国である国に渡り、感覚のアップデートを行い、持ち帰った最新の感覚を日本の子どもたちに伝えていく。 日本サッカーの良い部分を残し、海外の良い部分をかけあわせていく事で、私は日本人のアスリートは世界トップで戦えるポテンシャルがあると思っています。だからこそ、早い年代から世界を見て、自身の感覚を変え日本でも、その「WORLD STANDARD」を持ち続けることで、素晴らしい選手達が日本に生まれ、いずれは「世界」へと羽ばたいていくと思います。

「決められたレール」を進むことが人生ではない。海外には沢山の可能性と様々な選択肢があります。 そこには　“超えていった人”　にしか見れない景色があり、感じる事の出来ない感覚がある。私も何度も多くの国にサッカーに連れて行ってもらってますが、何歳になっても、何度行っても、気づかされることばかりで、とてつもない学びの数があります。もちろん海外はスポーツだけではなく、観光などでも向かう事が出来ます。 一度行った場所でも「また行きたい」と思うという事はありますよね。それは、その場所で得た経験が忘れられないからだと思います。島国という国を出た瞬間から、人生の「QUEST（探求）」が始まり、全てが経験値に変わる学びの始まり。そのきっかけが私の場合はスポーツであり、サッカーだということ。 そのサッカーで人生の「QUEST（探求）」の環境支援が出来るのが私の仕事 様々な経験をした人はとても強く・美しく・素晴らしい「人間性」を持っています。その様な素晴らしい「人間性」を持ったアスリートを日本で育成する為にも、選手達には　「GO　BEYOND.＝超えていく」　してもらいたいし、私も常に「世界」を見続けて世界のスポーツのすごさ、文化の素晴らしさなどを伝えていく為にも　「GO　BEYOND.＝超えていく」　していく。