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GO BEYOND な

池田美来(イケダミライ)

プロサーファー

2019年、当時11歳8か月で日本プロサーフィン連盟のプロ選手になりました。 アマチュアの大会で優勝し、日本プロサーフィン連盟の試合に出るシード権をもらい、その大会で勝ち上がって規定をクリアし、プロ資格を取得しました。自分がプロになったという実感があまりなくて、でもプロになることができてすごく嬉しかったのを覚えています。 私がサーフィンを始めたのは、父がウィンドサーフィンをやっていて、よく海に行っていた影響で、5歳から始めました。あまり覚えてないですが、長く乗れた時が凄く嬉しくて、それが楽しかったです。 他のスポーツより面白いと思ったからはじめました。 いい波を掴んでいいライディングをした時の爽快感とか、波を降りる時のスピードがスリルがあったり、サーフィンをやっている人と波のことなどについて会話をすることが楽しいです。 練習時間は主に朝と夕方で、それぞれ学校に行く前と放課後です。 御前崎ロングビーチというところで練習をしているのですが、世界中の海で試合をする為に、この一箇所だけで練習していては、様々な波に対応できません。 なので冬はハワイやバリ島など、波が大きいところに移動したり、千葉などの他県でも練習することで、いろんな場所の波に乗るようにしています。 今はJPSAという日本のプロサーファーが出場する大会に出て、それぞれの大会で出た改善点を、日頃練習しています。 世界の波は日本に比べて大きいので、トレーニングして大きい波に対応できるようにしています。有酸素運動や筋持久力を高めるトレーニングをしています。

2022年5月にエルサルバドルで開催された世界ジュニアサーフィン選手権に、U-16日本代表として出場しました。 45カ国のジュニア世代のサーファーが集まり、とても大きな大会でした。 私にとっては初めての海外での試合でプレッシャーもありましたが、日本でやる試合とは違った波で、世界の選手が集まるというシュチュエーションだったので、凄くエキサイトして楽しかったです。 世界のレベルは違うと前から聞いていました。でも実際に試合をした結果、U-16ガールズで3位に入賞することができ、世界基準のレベルの中でも、頑張って努力すれば追い越せると思いました。 世界ジュニアサーフィン選手権以降、日本だけでなく海外選手と試合をする経験を増やすため、海外の大会にもエントリーするようになりました。勝つこともありますが、負けることも多いです。 しかし、沢山の試合をこなしていくにつれて、課題を一つ一つクリアし、自分自身が成長することがとても嬉しく、これからも選手として人として、さらに成長を続けたいです。 私がこの様にサーフィンに力を注いでいるのはサーフィンのワールドチャンピオンと2024年、2028年のオリンピック金メダリストを目指しているためです。 幼い頃からこの目標を常に掲げて努力してきました。 サーフィンがオリンピック種目になり、たくさんの方に素晴らしいサーフィンというスポーツを知ってもらえる機会が増えました。そこに向けて努力し、成長をする過程を楽しみ続け、体現し、多くの人に知ってもらいたいです。

私は、今の自分のレベルを超えていくことを目標にしています。いままでも沢山練習してきました。 大前提の楽しいサーフィンをすること大切ですが、ただ楽しいサーフィンをしているだけではレベルは上達しないと思っています。 常に今の自分のレベルを超えていくには何をすればいいのかを考え、課題にフォーカスして向き合う。 そうすることでサーフィンでも、生活面でもレベルアップすることができ、私の最終目標である世界チャンピオンに近づけると思っています。 昨日の自分より成長した自分に出会うために、この目標を忘れず、世界を目指して日々努力していきます。

GO-BEYONDER No.373

プロサーファー

池田美来

元プロウインドサーファーの父の影響で、5才からサーフィンを始める。2019年「第5回白浜スプリングカップ」ウィメンクラス優勝、「第37回全日本級別サーフィン選手権」ガールズクラス準優勝など快進撃を続け、JPSA(日本プロサーフィン連盟)プロ資格を最年少の11歳8ヶ月で獲得しました。 その後”NAMINORI JAPAN”の強化指定ジュニア選手に選ばれ、2022年ISA世界ジュニアサーフィン選手権の日本代表選手として初出場し、U-16ガールズのクラスにおいて銅メダルを獲得しました。 2023年は強化A指定選手に選ばれ、オリンピック出場とワールドチャンピオンになることを目標とし、静岡県御前崎市を拠点に活動しています。

Instagram:https://www.instagram.com/miraiikeda_/

受賞歴

    • ・2023年   3月 WSL Womens QS 3000 Central Coast PRO 3位
    • 2月 WSL Womens QS 3000 HYUGA PRO 準優勝
    • ・2022年 11月 WSL Womens QS500 TAIWAN OPEN 17位
    • 11月 WSL Womens MINAMIBOSO Pro Junior 3位
    • 10月 JPSA 日向プロ 9位
    • 10月 JPSA ムラサキ鴨川プロ 5位
    •   9月 JPSA 茨城クラシック 3位
    •   9月 WSL Womens QS1000 WHITE BUFFALO OMEZAKI PRO 5位
    •   9月 WSL Womens WHITE BUFFALO OMAEZAKI Pro Junior 9位
    •   8月 JPSA 新島プロ 7位
    •   6月 WSL Womens QS5000 NIAS PRO 25位
    •   6月 WSL Womens NIAS Pro Junior 13位
    •   5月 ISA World Junior Championship 世界ジュニアサーフィン選手権 U-16 Girls 3位
    •   4月 JPSA さわかみチャレンジシリーズ 一宮プロ 13位
    •   4月 NSA 30th JUNIOR OPEN SUFING CHAMPIONSHIP 5位
    •   4月 WSL Womens QS3000 ASIA OPEN 5位
    •   4月 WSL Womens ASIA OPEN Pro Junior 5位
    •   3月 NSA The 3rd JAPAN OPEN OF SURFING 5位
    • ・2021年 11月 JPSA さわかみチャレンジシリーズ 田原プロ 13位
    • 10月 NSA 29th JUNIOR OPEN SUFING CHAMPIONSHIP 13位
    • 10月 JPSA ムラサキ鴨川オープン 5位
    •   9月 さわかみチャレンジシリーズ 茨城クラシック 3位
    •   5月 さわかみチャレンジシリーズ 一宮プロ 9位
    • ・2020年 11月 NSA 28th JUNIOR OPEN SUFING CHAMPIONSHIP 3位
    • 10月 NSA 2nd JAPAN OF SURFING 8位
    • 10月 JPSA 特別戦さわかみチャレンジシリーズ鴨川 5位
    • ・2019年 11月 静岡県知事杯 ショートボードウィメン 優勝
    •   9月 NSA 志摩市長杯 ガールズクラス 優勝
    •   7月 JPSA 夢屋サーフィンゲームス 田原オープン JPSAプロ公認取得(最年少11歳8ヶ月)
    •   7月 おいでんガールズCUP スペシャルクラス 優勝
    •   7月 NSA 東洋町杯By Ripcurl ガールズクラス 優勝
    •   6月 NSA 全日本級別サーフィン選手権大会 ガールズ 準優勝
    •   4月 NSA 白浜スプリングカップ ガールズクラス 優勝
    •   3月 NSA 新春波乗り大会 ガールズクラス 準優勝
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