私がサーフィンを始めたきっかけは、両親がもともとサーフィンをやっていて家の目の前に海があり小さい頃から海と触れ合っていて自然とサーフィンをやるようになりました。サーフィンの大会に初めて出たのは5歳の頃です。両親が営んでいるサーフショップの大会に出場し初めて出た大会は2番でした。翌年のその大会では優勝することができて、その時からサーフィンを競技として見るようになりました。同じ人間が居ないように、同じ波は二度と来ません。その来た波一つ一つにどう対応して行くかがとても楽しくて面白いと私は感じます。また、海からの景色も最高ですし、なにより波に乗っている時のなんとも言えないワクワク感が1番大好きです。2021年にジャパンプロサーフィンツアー(JPSA)でプロ資格を取得後、2021年グランドチャンピオンとルーキーオブザイヤーを取得。最年少ダブル受賞として成績をおさめました。2022年は海外の試合にも参戦し、エルサルバドルで今年の5月に行われたISA世界ジュニア選手権の代表にも選ばれたました。その後6月にインドネシアで行われたワールドサーフリーグ(WSL)のアジアプロジュニア(20歳以下)の部で優勝し、プロジュニアアジアランキングは1位を獲得しています。アジアWomenランキングは現在3位です。プロサーファーアスリートとして国内ツアー、海外ツアーを中心に活動をしています。
GO BEYOND な 人
松岡亜音(マツオカアノン)
プロサーファー
サーフィン界の最高峰ワールドサーフリーグ(WCT)へ加入し、ワールドチャンピオンになるのが最終目的です。 そのためには、チャレンジシリーズ(CS)と言って、ワールドサーフリーグへ入る前のツアーに参戦し、世界各国から集まるトッププロサーファー達がいる中で上位6位内に入りWCTへの切符をつかまなければWCTには加入できないのです。 現在アジアWomensランキングが3位です。このCSには上位4名が行くことができ、2023年3月にそのチャンスを掴む事ができました。 私はCSへ行き世界中の人に私のサーフィンのライディングを見てもらい感動を与えられる人間になりたいと思っています。そしてこの経験を、同じ地域に住むサーフィンを頑張っている子供達などに伝えていきたいと思っています。
チャンスを掴み経験するために、今までもこれから先も世界各国を渡ります。初めての海外は小学5年生の10歳の時で、カリフォルニアへ1人で渡りました。 その頃日本では私と同年代の女の子は少なく、いつも年上の先輩達と戦うことが多かったのですが、カリフォルニアでは私と同年代の女の子達が沢山居てみんな切磋琢磨してサーフィンをしている姿を見てとても刺激を受けました。 最初は緊張しましたが、その現地の子達と友達になりたいと思う気持ちが私を積極的な行動にしていったと思います。今では世界各国に沢山の友達ができました。このような小さい頃からの経験が「GO BEYONDE=超えていく」これからの挑戦にも役立つことだと思います。これから超えていきたいと思うことは、私の目標であるCSはアジアプロサーファー女子の上位4名までしか行けません。なので、これは大きなチャンスなのです。CSへ行ってもきっと今まで以上にもっと大変で簡単ではないことは理解してますが、世界へ行った自分がどこまでできるのか何ができるのかを試したい、挑戦してみたい気持ちでいっぱいです。
GO-BEYONDER No.353
プロサーファー
松岡亜音
2005年11月19日、千葉県生まれ。家の目の前に海があり、両親の影響で自然とサーフィンを始める。 15歳の時に初めて出た日本のプロサーフィンツアーでプロ公認を取得し、その大会で優勝。 その年の年間チャンピオンであるグランドチャンピオンとルーキーオブザイヤーの2つを最年少で獲得する。翌年の2022年は世界に活動の場を移しWSLをメインに活動。 小さい頃からの夢であり目標の世界チャンピオンになるために、毎日練習に励んでいる。日本代表強化指定選手にも選出されている。
Instagram:https://www.instagram.com/anon_matsuoka/
Facebook:https://www.facebook.com/surfanon
受賞歴
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- 2021年
- ・ 9月 JPSA茨城さわかみ杯 優勝 (JPSAプロ公認取得)
- ・10月 JPSAムラサキ鴨川オープン 3位
- ・11月 JPSA田原プロ 3位
- JPSA グランドチャンピオンとルーキーオブザイヤーを獲得
- 2022年
- ・ 3月 WSLアジアオープンプロジュニア優勝
- ・ 5月 ISAワールドジュニアサーフィンチャンピオンシップU18日本代表
- ・ 6月 WSL/QS5000ニアスプロ 3位
- ・ 6月 WSLニアスプロジュニア 優勝
- ・ 9月 WSL御前崎プロジュニア 3位
- ・10月 WSL/QS1000シャルガオプロ 2位
- ・10月 WSL千歳プロジュニア 2位
- WSL アジアジュニアランキング 1位