カーリング選手としては、2026五輪出場そして男子初のメダル獲得を狙っています。 2018平昌五輪に男子としては20年ぶりに出場することができました。 またミックスダブルスでは藤澤さつき選手と世界選手権に出場し日本史上最高位の5位を2年連続で取ることができました。 今年5月の日本選手権では、育ててきた若手選手と共にプレーし優勝。(年齢は、37歳、34歳、20歳、15歳とベテランから高校生までと幅の広い年齢層ですがチームワークがとても良いです。) チームを作りながら日本初となるクラブ型チームを2018年から作り男子・女子・ジュニア・育成選手と約30名と現在は大きくなってきています。そこでの組織を運営にも携わっています。(昨シーズンは、男子が日本選手権出場、ジュニア女子は世界選手権で優勝しました) 個人のSNSではカーリングというワードを世の中に知ってもらえるように発信しています。 特にyoutubeでは「裏解説」と言ってテレビではあまり聞けないような選手目線の解説などを入れさらに視聴者とチャットで応援するという文化も作ってきました。
GO BEYOND な 人
山口剛史(ヤマグチツヨシ)
カーリング選手
カーリングをマイナースポーツからメジャースポーツへ変えることです。平昌五輪、北京五輪と2大会連続で日本女子はメダルを獲得し五輪期間中のテレビ視聴率も1位と2位を獲得。多くの方かカーリングはみたことがあるというほどになってきました。しかし、競技自体を見てみると、競技者登録はわずか2500名程度で2000年に入ってからほぼ横ばいです。ほとんどの競技場が北海道の田舎町にあり(私も出身は北海道南富良野町、ここにも2レーンの専用カーリング場がありますが人口は2000人ちょいです)、札幌以外の大都市にはありません。ほとんどがボランティアで成り立っており、これからの世代を支えるという意味では非常に危ない構造になっております。 プロリーグを構築したり、本州にもカーリングができる場所(アイスアリーナでのハイブリット利用)を増やしたり、気軽な遊びとしてのカーリングを作ったりしていき、見たことあるからやったことあるへ多くの人を変えていきたいです。
現在、選手、クラブ運営、競技普及と三刀流でやっています。 競技だけでも結果を出すことが大変ですが、それでもこの競技を通して私はたくさんのことを学んでたくさんのところにいき色んな経験を積ませてもらいました。 いつも自分を超えるにはたくさんの方々の支えと応援があることに気づきます。私の生まれは北海道南富良野町落合地区、ここには150人くらいしか住んでしません。同級生は4人でした。(4人中3人はオリンピアンです)この小さい町から外へでるときも、大学を卒業して競技カーリングを本格的にやろうとしたときも、平昌五輪が終わってチームが解散して新しいチームを作ったときも、いつでも支えと応援があります。今回GLOBAL WiFiさんとチームを組めることになったとしたら、より多くの方々と繋がれるチャンスです。人と人以外にもWiFiを使って世界中からいつも届けたかった日本とは違ったカーリングを日本のファンの皆さんへお届けできるようになります。 支えと応援は私が活動する中でとても大きな力です!
GO-BEYONDER No.332
カーリング選手
山口剛史
1984年11月21日、北海道南富良野町生まれ 9歳の時に、たまたまカーリング場が町にでき冬の遊びとして始める。同級生は4人と少ない学校だったが、コツコツと続け高校2年生の時にはU21の日本代表となり世界ジュニア選手権に出場する。そのほか、中学生からカヌースラロームを始め大学1年生の時は日本選手権出場、高校生の時は、ラグビー部に入り全国選抜大会に出場した。 大学2年生からはカーリング1本に絞り世界上位を狙う。2009年に日本代表となりその後日本選手権で三連覇するなど手応えを感じた。しかしオリンピック出場という壁は高く、2010年、2014年の五輪出場権を取ることができなかった。チャレンジすることを諦めなく32歳でようやく掴んだ2018平昌五輪、素晴らしいステージで戦え幸せだった。しかし同時に女子チームの初メダル獲得をみて自分も五輪という場所でメダル獲得をしたいという気持ちが強くなり再度五輪出場とメダル獲得に向け若手を育てながら世界で勝てるチームを作っている最中である。
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受賞歴
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- 2022年5月 日本カーリング選手権大会 優勝(9度目の優勝)
- 2018-19年 世界ミックスックスダブルス選手権大会 5位(日本最上位順位)
- 2018-19年 日本ミックスックスダブルス選手権大会 優勝(大会連覇)
- 2018年2月 平昌オリンピック 8位