私は小学三年生の時にスノーボードを始めました。出会ったきっかけはリサイクルショップでスノーボードの板を見てやってみたい!と思い始めは遊び感覚で滑っていました。最初はゲレンデをターンして滑走する、カービング種目を主にやっていて一年目で一級まで取得することができました。そしてその後はカービングだけでなくハーフパイプと呼ばれる円筒を半分にし、横に倒した形の種目にも取り組み始めました。中学二年生頃から海外での活動も増えていき、主にアメリカのコロラド州を拠点にしていました。2019年USASA National Championshipsで優勝し、翌年のUS OPENに招待されました。その後はコロナ禍になってしまいましたが、国内での練習をコツコツとやっていた。おかげで2021年には全日本選手権で優勝し、今はプロスノーボーダーとして活動しています。今年はプロとして初めての年で、pro tour準優勝、PSA ASIA ROOKIE OF THE YEARを受賞することができました。 また今後は、海外での活動も再開し、たくさんの大会に参加したいと思います。
GO BEYOND な 人
平野優音(ヒラノマナト)
プロスノーボーダー
私はスノーボードを通して世界的に有名な人になりたいと思っています。具体的には日本だけに留まらず、海外での大きな大会で結果を出せる人です。海外の大会に興味を持ったきっかけは、日本人選手が外国人の選手や観客と言語の壁を超えて交流していたのを動画を通して見たからです。そこでなぜ海外にこだわるのかというと、海外の大会に出ればより多くの人に注目してもらうことができると思ったからです。スノーボードはオリンピックで、多少注目度を増しましたが、スポーツ人口的にはとても少なく逆にバブル期と比べて人口は減少しているそうです。スノーボードは私の人生を変えてくれたとても楽しいスポーツであるため、その恩として私は世界的に有名なスノーボーダーになりスノーボード人口の増加に貢献したいと考えています。
私は海外に行ったときに、英語が喋れなかったのでなかなかコミュニケーションが取ることができず、そこで自分以外の人との壁を感じていました。このような経験は私以外にも多くの人があると思います。しかし私はスノーボードを通して、その壁を少しずつ超えていくことができました。具体的にどんなことがあったかというと、他の人とは違うような目を惹く技を決めたときに、いろんな外国人の方が声をかけてくれたり「今の技いいね」と言ってくれたりしました。私はそのときに今までとは違うスノーボードの面白さを感じることができました。この話のように異なる言語を話す人々でも、コミュニケーションを取ることができ、新しい気持ちを発見することができました。私はこれから自らのスノーボードという武器を生かし積極的に言葉だけでなく行動で色々な方と交流を深めるために、自分を超えていきたいと思っています。
GO-BEYONDER No.331
プロスノーボーダー
平野優音
2005年2月4日生まれ。神奈川県出身。小学三年生の頃にスノーボードの板を見てかっこいいと思い初めは遊び感覚でスノーボードを始める。最初はゲレンデでターンなどをするカービング競技に、取り組んで級を取ったりしていたが二年後にはハーフパイプ競技に触れ始めた。飛んだり回転したりする感覚に惹かれ本格的に選手として活動し始め2021年には全日本選手権大会で優勝し、名を刻んだ。今ではプロスノーボーダーとして活躍している。
Instagram:https://www.instagram.com/manato_hirano/
受賞歴
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- 2022年3月 宮様ジュニア・スノーボード競技大会 5位
- 2022年2月 TOYO TIRES FREERIDE ARAI 3位
- 2022年2月 PSA ASIA Nango Halfpipe Session 2位
- 2021年3月 第39回全日本スノーボード選手権大会 1位
- 2020年2月 Burton US Open Junior Jam 出場
- 2019年4月 USASA Nationals championships 1位