2017年バーティカルランニングに初挑戦して以来、階段登りに対する自身の適正に気づきました。スタートからフィニッシュまで、体感したことのない苦しさに襲われ、脚がコンクリートで固められたかのように動かなくなり、ゴールまでが非常に遠く感じるこの競技。日本には先駆者がいない、情報がない中で自分なりに練習を積み重ね、やればやるほどタイムが伸びることが楽しくて、「これならひょっとして世界で・・・」と、初めて世界に目を向けました。 海外レース初出場を果たした２０１８年ロンドン大会は、世界のスピード自慢たちが集結するワールドシリーズの一戦。陸上競技で培ったスピードを存分に発揮し、強豪たちに負けず３位入賞を果たした。当時の大会ディレクターからは「スピードスターが現れた」と、自慢のスピードを評価してくれたのを今でも覚えています。 もの凄い勢いで階段へと突入することが観客から歓声を浴びるひとつの要因となるならば、それを武器にして注目を集めたい。そんな気持ちから、「アグレッシブに前半からガンガン突っ込む」プレースタイルを確立し、競技歴６年の今もブレずに貫き通しています。私は「世界で一番階段を速く登る男」の頂点に君臨し続けることを目標としています。

私は国内におけるバーティカルランニングの波及者、フロンティアです。野球やサッカーを最初にやり始めた偉人も、革命的な電化製品を発明した研究者たちも、最初は誰かの力を借りて世に広げたと思います。 世界でWi-Fiが広がり始めた頃、インターネットに対する知識はありませんでした。初めて海外に行ったときにはスマホもなく、情報収集は現地で全て行っていた記憶があります。それでも知人から「Wi-Fiは必須だ」と言われ、2度目の渡航先で不安ながらもWi-Fiのスイッチを入れたときには感動したことを覚えています。 まさにこの感動は、Wi-Fiを作った人や広めた人が求めていたことではないでしょうか。そんな感動の共有を、私はスポーツで成し遂げようとしています。100年後には偉人となれるよう、通信や言語といった障壁を乗り越えたい。GO BEYONDERチームとして、一緒に偉業を成し遂げたいです。

受賞歴

• • 2022年6月 クラブチーム「LANDMARKS」設立
  • 2021年9月 スパルタンレース新潟大会 3位
  • 2021年9月 MIRAI TOWER SKYRUN 準優勝
  • 2021年7月 STAIR RACE in 豊田スタジアム 優勝
  • 2021年6月 東京タワー階段競走 優勝
  • 2020年9月 札幌テレビ塔バーティカルラン 優勝
  • 2020年7月 バーティカルランニング団体Tower Running Tokyo 設立
  • 2019年10月 Vertical World Cercuit ドバイ大会 7位
  • 2019年10月 菩提梯クライムラン 優勝
  • 2019年7月 Vertical World Cercuit ロンドン大会 5位
  • 2019年6月 東京タワー階段競走 優勝
  • 2019年5月 Vertical World Cercuit パリ大会 6位
  • 2019年4月 Vertical World Cercuit ミラノ大会 6位