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GO BEYOND な

佐々木耕司(ササキコウジ)

スノーボードコーチ・パフォーマンスコーチ

スノーボード競技アルペン種目のコーチを行っています。 これは、ポールで規制されたコースを滑り、タイムや対戦にて順位を競うものです。 ホワイトワールド尾瀬岩鞍を拠点に、スノーボードスクールの運営にて普及を、佐々木塾にてスノーボード競技者の育成、K-snow Training Academy(KTA)にて選手強化を行っています。通年で活動するKTAアスリート(世界を目指すチーム)では、滑走トレーニングフィジカルトレーニング、コンディショニング、栄養指導、スポーツメンタルコーチング等を指導しています。 妙高高原でスキーインストラクターをしていた際、スクールに1枚のスノーボードが送られてきたのがきっかけでスノーボードを始めました。 夏のトレーニングにてニュージーランドに行った際に、強烈なカービングターンをするスノーボーダーを見て、思わず現地でスノーボードを購入し始めました。 翌年のニュージーランドの草大会に出場し、まったくうまくいかなかったことを機会に、真剣にスノーボード競技にのめり込み、夏はニュージーランド、冬はカナダにて、トレーニングに没頭しました。 第1回FIS全日本スノーボード選手権大会(1995年)で優勝し、その後ナショナルチームとしてワールドカップを転戦してきました。 1998年長野五輪前にけがで引退し、その後コーチとなって現在に至っています。

この競技に出会えたことで、人として成長し続けることができ、充実した人生を送ることができています。スポーツを通じて、人生を豊かにすることができるというスポーツの価値の向上、および、この競技の普及発展に貢献していきたいと思います。 また、指導している選手がグローバルな活動を通じて成長し、社会に貢献できる人間になれるよう、共に学び続けていきたいと思います。 これらのために必要不可欠と考える海外での活動を、今後も積極的にチャレンジしていきます。 具体的には、海外遠征にて、現地の選手やスタッフと多くの交流を持ち、海外のリアルな現状や知見を修得し、学びを深めていきます。 さらに、個人的な目標としては、さまざまな知見を生かして、選手の成長を促進したいと考えています。一般的に、一流選手になるには、10年(1万時間の法則:マルコムグラッドウェル氏)かかると言われる期間を、スポーツ科学・医学、文献やデータ分析等を駆使して短縮し、欧米の選手と対等に競い合い、世界大会でメダルを取る選手を育成強化することです。 これらには、さまざまな困難があると思いますが、躊躇せずに挑戦し、乗り越えていきたいと思います。

海外での活動の際に、インターネット接続環境が、いつでもどこでもあるということは、情報収集や情報発信が容易にできるという大きな利点であり、多くの人と繋がることができたり、スピーディーに行動ができたり、不測の事態の瞬時な的確な判断に役立ったりととても有益です。 また、グローバルな活動を通じて人間性を高めることが、スポーツの価値の向上、社会貢献できる選手の育成強化へつながると考えます。 リアルタイムでの情報収集や情報発信、科学的知見を得るため、および、日々進歩する機材のデータ収集、および現代のスポーツ指導現場にて、WiFi環境は、必要不可欠でなくてはならないアイテムの一つとなっています。 こうしたことから、世界中のどこでも良い接続環境でつながるグローバルWiFiの環境を利用させていただき、私が目指している目標にチャレンジし、壁を乗り越え、さらに成長していきたいと思います。 2021年、約5年ぶりに訪れたヨーロッパでは、グーグルマップによるナビゲーション、オンラインチームキャプテンミーティング、リザルト速報、選手へ伝言、チェコの高速券の入手等、以前と比べて、Wi-Fi、モバイルインターネット接続できる環境はなくてはならない社会となっていました。 今後の文明の進歩、多様化による社会情勢の変化についていけるか、いかなければと感じることが、最近のGO BEYOND.です。

GO-BEYONDER No.307

スノーボードコーチ・パフォーマンスコーチ

佐々木耕司

K-snow JAPAN Training Academy監督、佐々木塾監督。 1995年FIS公認第一回全日本スノーボード選手権大会初代チャンピオンとなり、スノーボードナショナルチームのメンバーとして海外ワールドカップを転戦。1997−99年、2014-16年に、全日本ナショナルチーム・アルペンチーフコーチに就任。 NHK BS1で冬季放映中の「FISワールドカップスノーボード」のアルペン種目とスノーボードクロス種目の解説を担当。 トリノ(2006)およびソチ(2014)冬季オリンピックでは、TBSのスタジオ解説、バンクーバー(2010)では現地解説、北京オリンピックではNHKのスタジオ解説を担当。 現在は、群馬県のホワイトワールド尾瀬岩鞍をベースに国内トップチーム「K-snow JAPAN Academy」と競技者育成チーム「佐々木塾」の監督をつとめ、選手強化に励んでいる。 JOC海外指導者研修制度にて、カナダ(カルガリー)にて1年間の国際コーチ留学を終え、雪上テクニックだけではなく、メンタルやフィジカルなどの総合的なコーチング力を備える。世界最速スペックのKESSLERスノーボードの輸入販売に携わり、滑走理論も益々向上中。 2018早稲田大学大学院にて修士課程(スポーツ科学)を修了。 長年の経験に頼らず、科学的な観点からのコーチングにて次世代オリンピック選手の育成に務める。 所持資格:日本スポーツ協会上級コーチ、FIS公認スノーボード技術代表、全日本スキー連盟公認スノーボード指導員、全日本スキー連盟公認技術代表、全日本スキー連盟公認B級セッター、JSBA公認A級インストラクター、米国NASM(ナショナルアカデミーオブスポーツメディスン)公認パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト、R-Conditioning coach

Instagram:https://www.instagram.com/kojiksnow/

Facebook:https://www.facebook.com/koijsasaki

HP:https://www.k-snow.com/

受賞歴

    • 1998-99年 2014-16年 全日本スノーボードアルペンチームチーフコーチ
    • 1996年3月 FIS公認第2回全日本スノーボード選手権大会 準優勝
    • 1995年3月 FIS公認第1回全日本スノーボード選手権大会 優勝
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