スキーコーチとして、ジュニアから国内トップクラスの選手までの強化育成をしています。 国内で唯一の全日本スキー連盟公認A級コーチ(アルペンスキー)の資格取得者です。 現在は長野県のブランシュたかやまスキー場をベースに国内外で活動をしています。 チームメンバーはコンチネンタルカップ(ファーイーストカップ)を主戦場としているので、年に4〜5回は海外に帯同しています。 また、トレーニングコーチの延長でパワーリフターとしても活動していて、マスターズ大会に参戦しています。 パワーリフティング歴は、2021年で10年となります。 パワーリフティングは、スクワット、ベンチプレス、デッドリフトの3種目で重量を競い合い、そのトータル重量で順位が決定するスポーツ。2016年の世界クラシックマスターズパワーリフティング選手権大会M1クラス59kg級 2位となりました。 そして、ウェイトトレーニングの基本である筋肉部位「BIG3」を色々なスポーツ選手に対して指導しています。
GO BEYOND な 人
川村清司(カワムラキヨシ)
スキーコーチ
スキーは5歳の頃に家族旅行で妙高に行き、それからいつの間にかハマりました。 パワーリフティングは2011年に初参戦。たまたま知り合いに誘われて記録会に出場したのがきっかけでした。 スキーの本場オーストリアでスキーを学びたいと思い、高校卒業と同時にヨーロッパへ。ほとんど何のコネもなくオーストリアに渡り、スキーとドイツ語の勉強の日々。そしてヒンタートゥックスというスキー場で全日本スキーチームの方々と出会い、千葉信哉さんと共にプロスキーレーシングの世界へとチャレンジする事に… そして現役引退後、全日本女子チームのコーチ兼トレーナーとして活動し、現在に至っています。 スキーの世界はヨーロッパがベースになっており、世界を目指す上ではヨーロッパで戦えないと話になりません。 夏秋の雪上トレーニングも氷河か南半球しか考えられず、活動の場を海外に求めてヨーロッパにチャレンジしています。
まだまだヨーロッパの選手に比べると成績的に劣る日本人。 しかしその器用さ、真面目さは日本人特有のもので、日本人の良さを引き出せばまだまだ戦えるスポーツです。 ただ、気候の違いによって日本とヨーロッパの雪が違い、非常に速いヨーロッパの雪、そして斜面変化が非常に多いヨーロッパアルプスの地形に慣れる事で、ヨーロッパの人間を超えていけると感じています。 冬季オリンピックでのアルペンスキー種目での最高順位は、猪谷千春さんのコルチナオリンピックでの銀メダルです。 それを超える成績を残す事が日本アルペン界の悲願でもあります。ワールドカップ優勝もまだありません。 私は、日本人選手にオリンピックの金メダルとワールドカップ優勝を獲ってもらう、現状を越えていくべく、選手サポートをしていきます。
GO-BEYONDER No.305
スキーコーチ
川村清司
1968年1月1日東京都生まれ。 5歳の時からスキーを始め、20〜28歳までプロスキーレーサーとして国内外で活動。 引退後は全日本スキー連盟アルペン女子チームのコーチ兼トレーナー、アルペン男子ジュニアチームチーフコーチを歴任。現在はアルペンサポート代表としてブランシュたかやまスキー場をベースにコーチ活動をすると同時に、ノルディカ/ブリザードチームのトップチームコーチとして活動している。
受賞歴
- スキーコーチ
- 2018年 - :NORDICA/BLIZZARDファクトリーチームトップチームコーチ
- 2010-2012年:FISCHERファクトリーチームヘッドコーチ兼トレーナー
- 2004-2006年:全日本スキー連盟アルペン男子ジュニアチーフコーチ
- 1988-1996年:プロスキーレーサーとして国内外で活動
- 1996-1998年:全日本スキー連盟アルペン女子コーチ兼トレーナー
- パワーリフティング
- 2019年10月:全日本クラシックマスターズパワーリフティング選手権66kg級M2優勝
- 2015年9月:全日本クラシックマスターズパワーリフティング選手権59kg級M1優勝
- 2016年6月:世界クラシックマスターズパワーリフティング選手権59kg級M1 2位
- 2014年10月:全日本実業団パワーリフティング選手権66kg級M1優勝
- 2014年6月:世界クラシックマスターズパワーリフティング選手権66kg級 M1 5位