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GO BEYOND な

藤木日菜(フジキヒナ)

モーグルスキーヤー

~兄をおいかけて覚えたモーグル。~ 私はフリースタイルスキーのモーグル競技に取り組んでいます。 モーグル競技とは、雪面に規則的なコブが配置された急斜面での滑走を、ターン技術、エア(ジャンプ)演技、スピードの3要素で競う競技です。 モーグル を始めたきっかけは4歳年上の兄の影響でした。 兄の後ろをつけて小さい頃からコブを滑っているうちに、自然とモーグルが好きになりました。 そして、中学生から公認大会に出場し、本格的に競技として取り組んでいます。 オフシーズンの6月~11月はトランポリン、ウォータージャンプでのエア練習と、スピードに負けない体づくりのための体幹強化を行っています。 また、12月~5月のインシーズンには北海道や長野などで雪上トレーニングを行いながら大会に出場しています。

~海外の環境で得た気づき、成長機会。~ 日本では、雪上を滑ることができる期間は12月から5月までの約6か月で、滑ることが出来ない期間が半年以上あります。そのため、シーズン当初は滑る感覚が戻るまでに時間を要してしまいます。 また、モーグル競技は専用コースで大会を想定した練習が重要ですが、国内で専用コースを滑れる期間は1月から3月の約3カ月間と短く、残りの期間はターンやエアの練習を行っています。 国内で滑れない時期に海外で練習をできればもっと効果的に上達できるのでは、と考えたのが海外にチャレンジしようと思った理由でした。 オーストラリアでは8月に、スウェーデンでは11月にモーグル専用コースが作られ、ワールドカップ選手も出場する大規模な国際大会が開催されます。 私は今年(2021年)、スウェーデンで合宿を行いましたが、コブの形や雪質など、日本とは違う、経験したことのないコースで充実した練習をすることができました。 また、合宿の終盤に開催された国際大会では、世界のレベルを実感できるとともに、自分の課題を見つけることができ、大きな経験となりました。

~技術と精神面を磨き続けトップ選手へ。~ 私はこれまでモーグル競技に取組んできて、楽しいことだけでなく、思ったように上手くいかない経験や、大会で失敗するなど悔しい思いを何度も経験してきました。 大切なのは、悔しいと思うだけでなく、なぜ上手くいかなかったのか、失敗したのかを自分で分析すること、成功するためにどうすればいいか考え実行することだと思います。 2021年3月にロシアで開催されたジュニア世界選手権に出場しましたが、この大会で感じた事は「エアの難易度を上げる必要がある」という事でした。 このため、5月から10月のオフシーズンは新しいエアの習得に向け、トランポリンやウォータージャンプに取組んできた結果、11月にスウェーデンで行われた国際大会で練習してきた新しいエアが成功し、自分の中の大きな壁を越えることが出来た事を実感することができました。 目標であるオリンピック出場のためには、これからも超えていかないといけない壁がたくさんあると思いますが、自分の弱点を冷静に分析し、技術だけでなく精神面でも強い気持ちを持つことで、「GO BETOND:乗り越える」を達成したいと思います。

GO-BEYONDER No.304

モーグルスキーヤー

藤木日菜

2001年4月17日生まれ。大阪府出身、武庫川女子大学所属。兄の影響でモーグル を始め、中学生の頃から競技として取り組む。 15歳から全日本選手権に出場し、19歳の時にジュニア世界選手権の代表として選ばれる。 目標であるオリンピック出場のため、日々、練習やトレーニングに励む。

Instagram:https://www.instagram.com/hinahina_0417

Twitter:https://twitter.com/hina_4017

受賞歴

    • 2021年3月 ジュニア世界選手権 デュアルモーグル7位
    • 2021年3月 ジュニア世界選手権 モーグル9位
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