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GO BEYOND な

長谷川帝勝(ハセガワタイガ)

プロスノーボーダー

私は、プロスノーボーダーとしてスノーボード スロープスタイルおよびビッグエアー種目で、2022北京とイタリアで開催されるオリンピック出場およびメダル獲得やプロツアーの最高峰「X Games」の出場、メダル獲得を目指して活動しています。 最終的な目標は世界一のプロスノーボーダーです。 オフシーズンは、富山県にあるエアバックジャンプトレーニング施設「立山KINGS」でジャンプトーニングや山梨県にある「カムイ御坂」のハーフパイプで滑り込みを行い、高難易度トリック習得の滑走トレーニングをしています。 また、専属トレーナーと共に国際大会遠征に耐えうる体力作りや4回転以上の高回転トリックの着地でかかる衝撃に耐えうる筋力の向上を目的にジムトレーニングをしています。 シーズン中は、海外や国内の良い練習環境を求め遠征をして滑り込みを行い、大会参戦をしています。 世界一のスノーボーダーを目指し日々自分に厳しく、細かな目標をたくさん設定して精進しています。 2021年シーズンからワールドカップを転戦できるので初戦から良い成績を出せるように努めていきます。

プロスノーボーダーとしての活動を通じて目指していることは、世界一の選手です。 オリンピックやX Gamesなどの世界最高峰の舞台で活躍し、 「スノーボードといえば長谷川帝勝」 と言ってもらえるような存在になりたいです。 東京オリンピックで新種目として開催されたスケートボードやサーフィンでの日本人の活躍でスケートボードやサーフィンの魅力が認知されて始める方が多いように私もオリンピックやX Gamesで活躍し世界中の多くの人に少しでもスノーボードの魅力を伝えられたと思います。 自分が好きなスノーボードがより多くの方に楽しんでもらえるような環境を作るためには日本におけるスノーボードの認知度を今以上に上げる必要があると思いますのでそのきっかけに自分がなれればと思っています。 東京オリンピックで同じ横乗りのスケートボードやサーフィンで日本人がすごい活躍をしたことで急速に認知度も上がり、始めてみようという方が多いというニュースを目にしましたので、僕も多くの人に何かのきっかけを与えられるような存在になりたいと思います。

海外活動においては常にチャレンジの毎日です。 日本のゲレンデにはない大きなジャンプセクションや難しいJIBセクションがセットアップされていて少しでも間違えば怪我に繋がります。そんなリスクの中で高難易度なトリックを成功させなくてはなりません。 怪我のリスクを少しでも減らすためシーズンオフに着地がエアマットの練習施設で何回も何回もくり返し反復練習をして準備をし、短い海外遠征期間にすぐに高難易度トリックにチャレンジします。 そんな中で高難易度トリックを成功させ昨日の自分を超えた時に「GO BEYOND.=超えていく」を強く感じることができます。 特に強く感じたのはFrontside 1440(横に4回転)を成功させた時です。1080(3回転)や1260(3回転半)と1440では、レベルの差が大きく世界で活躍するために1つの壁となっています。そんな中で初めて成功させた時は、とても嬉しかったです。 現在、世界最高峰大会でのウイニングトリックは、1800(5回転)となっているため、しかっりと1620(4回転半)、1800と段階を踏んでレベルアップできるようにチャレンジしていきたいと思います。

GO-BEYONDER No.292

プロスノーボーダー

長谷川帝勝

両親の趣味であったスノーボードへいっしょに行くうちにその楽しさにどんどんとのめり込んでいった。その才能は、若くして開花することとなる。2017年3月に新潟県・神立スキー場にて行われたノースポンサー選手のみが参戦できるAMJAMに出場した長谷が川は11歳にしてオープンクラスで優勝を果たす。さらに2017年シーズン(11歳)終了時点でFS、BS、Cabの3⽅向の1080を操り、スノーボード専門誌Web「BACKSIDE」にて紹介をされた。これにより彼の名前が世に放たれた。そして直向きにトレーニングを重ね、進化を遂げたのは、2019年夏のニュージーランド遠征中に参戦をしたFIS SNOWBOARD ANC 2020 SSにてB360 onやFrontside Tailslide 450 out、Backside Double Cork 1260、Cab 1260などの高難易度トリックを完璧に成功させ、同大会に出場していたソチ五輪銀メダリストスターレ・サンドベックを上回る4位入賞を果たした。その進化は、未だ止まることを知らず、2020年1月北海道・ニセコにて行われたFIS公認大会2戦に出場すると3位入賞、準優勝と表彰台を獲得した。 2021年にロシア・クラスノヤルスで開催されたジュニア世界選手権大会に日本代表として参戦。スロープスタイルでは、本来の滑りができず6位入賞に終わるが、ビッグエアーでは本来の攻めの滑りを完璧に披露し、見事優勝を飾った。今後は、オリンピックやX Gamesでのメダル獲得に向け、直向きにトレーニングを重ね着実に目標を達成していくことだろう。これからのティーンエージャーで最注目の1人として今後も目が離せない。

Instagram:https://www.instagram.com/hasegawataiga1023

Facebook:https://www.facebook.com/taigahasegawa1023/

受賞歴

  • 2021年
    • 5月 World Rookie Finals, Kitzsteinhorn (AUT) SS 7th
    • 4月 27th All Japan Snowboard Championships, Ajigawasa (JPN) BA 2nd
    • 3月 FIS Junior World Championships, Krasnoyarsk (RUS) BA 1st
    • 3月 FIS Junior World Championships, Krasnoyarsk (RUS) SS 6th
    • 2月 Freestyle Session in X-Jam, X-Jam Takaifuji (JPN) SS 2nd
    • 2月 Freestyle Session in X-Jam, X-Jam Takaifuji (JPN) BA 2nd
    • 1月 2021 Japan Slopestyle Open, Niseko (JPN) SS 3rd
    • 1月 The 25th Hokkaido Ski Championship Snowboard SS, Niseko (JPN) SS 2nd
  • 2020年
    • 2月 2020 FIS Ozetokura Park Games, Ozetokura (JPN) SS 2nd
    • 2月 2020 FIS Ozetokura Park Games, Ozetokura (JPN) BA 3rd
    • 1月 2020 Japan Slopestyle Open, Niseko (JPN) SS 3rd
    • 1月 The 24th Hokkaido Ski Championship Snowboard SS, Niseko (JPN) SS 2nd
  • 2019年
    • 9月 FIS Snowboard ANC 2020, Cardrona (NZL) SS 4th
    • 8月 Spy Optics NZ Freestyle Open Rookie Fest, Cardrona (NZL) SS 8th
    • 3月 Washigatake Slopestyle Session, Washigatake (JPN) SS 2nd
    • 3月 Indy Park Rookie Fest, Nekoma (JPN) SS 3rd
    • 2月 Freestyle Session in X-Jam, X-Jam Takaifuji (JPN) SS 2nd
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