日本の大会にもたくさん出て、少しづつ良い結果が残せるようになってきた小学校6年生の時、初めて海外の大会に参戦しました。その大会では、とても緊張し、体が思うように動けませんでした。それでも達成感を感じた良い経験でした。 順位は3位だったので、もっと上手になって1位になる!と強く思いました。 海外でも勝てる選手になりたいと強く思ったのを覚えています。 日本の上手な先輩達が海外の大会で活躍したり、オリンピックに出場する姿をみると、とても憧れます。 その姿に刺激をもらい、僕も少しでも追いつけるようにと練習をしています。 様々な国の選手が参加する海外の大会に出ると、上手な選手を見てとても刺激になります。 こうして活動する中、2021年3月、ロシアで開催されたジュニアワールドにおいて、海外の大会において初めて優勝する事ができました。 頑張って来た成果が一つの形となり良かった。とても嬉しかったです。 自分を成長させる為にも、これまで海外の大会に出てきてよかったです。 これからもスノーボードの技術面を磨いていきます。 それだけではなく、勉強も、他にも様々な事に挑戦していきたいと思います。 また、自分の活動を通じて、たくさんの人にスノーボードの楽しさを知ってもらえたら嬉しいと思っています。

海外には練習や、合宿トレーニングで様々な国へ何度も行っています。 しかし、海外での試合には全く慣れず、出場する度に毎回緊張します。 滑りの前に自分のメンタル面の弱さとの戦いがあり、その弱さを超えてこそ新しい自分に辿り着けると考えてます。 これは少し持論なのですが、人は何故大会や大事な時に緊張をしてしまうのかについて考えがあります。 それは、自分が失敗した時のことを考えてしまい、一時的に極端に自分に対しての自己肯定感が低くなることからだと思うのです。 スノーボードは個人競技です。自己肯定感が高いことに越したことはありません。いい結果に結び付いていきます。 僕は、日々の小さな考え方を変えていくだけでも、こうした気持ちの強さにつながり、競技にも直結していい結果を生み出すと思っています。 例えば、何か物事に失敗をしてしまったらただ落ち込むだけではなく「この失敗をバネにして次は同じ事は繰り返さないようにしよう｣などとプラスの方向へと持っていける精神がトップ選手になるには必要なことだと感じています。 「人間力なくして競技力向上無し｣という言葉があります。 自分も全くその通りだと思っています。 技術面ももちろん大事なのですが、日々の小さな考え方を変えること、感謝をし、尊敬されるような存在になる。 人間的に成長してくことは、メンタル面でも同時に大きな成長をしていることの現れでもあります。 技術面と人間力のどちらも持ち合わせてる選手が海外でも活躍しているトップの選手です。 自分もそうなれるよう、努力を怠らず日々精進していきます。

受賞歴

• • 2021年3月 ロシアジュニアワールド 優勝
  • 2021年3月 FIS JAPAN CUP 3位
  • 2021年2月 札幌ジュニアスノーボード競技大会 2位
  • 2019年3月 FIS JAPAN CUP 3位
  • 2019年3月 宮様Jrスノーボード競技 2位
  • 2019年2月 全日本選手権 5位
  • 2019年12月 COPPER REVOLUTION TOUR 1戦目 5位
  • 2019年12月 COPPER REVOLUTION TOUR 2戦目 4位