ハーフパイプはスノーボードが採用された長野オリンピックから平昌オリンピックまで全てのオリンピックで採用されてる唯一の種目です。スロープスタイル種目と同様XGAMESでも行われている種目の一つで、華やかで見る人を非常に興奮させてくれるエキサイティングな種目です!
ハーフパイプとは一目でわかりやすい半円状のコースで、両サイドの高さ7mの壁からさらに5〜6mの高さを交互に5〜6回飛び、そこで繰り出される技の難易度や表現力で競い合い、ただ難易度の高い技を決めても得点は出ず、高さを出しても技の難易度が低ければもちろん高得点を出すことはできません。採点競技特有の演技全体の印象、エアの高さ、難易度、完成度、多様性などの視点から総合的に採点される競技で僕の得意技はダブルコーク1440です。 僕が雪僕はスノーボードのハーフパイプ競技の選手でシーズンに入ると、海外遠征して練習や大会に参戦しています。
山に初めて行ったのは6歳の時にスノーボードをしていた両親に連れられて行ったのが始まりで、スノーボード競技を始めたのは7歳でした。僕の住んでるのは雪の殆ど降らない大阪府ですが、スノーボードが楽しくて毎週のようにスキー場に連れて行ってもらいました。そのシーズンの春にハーフパイプを初めて滑って、キャンプや合宿で一緒になったお兄さん達のようにカッコ良く飛びたい!と思い、のめり込んでいったのが始まりでした。今でもそうですが一つ技ができるようになるにつれて、凄く嬉しかったのを思い出します。
その活動を通じて目指している所は、幼い時からの夢のオリンピックやX GAMESに出場し金メダルを取ることです。座右の銘でもある努力あるのみ!を念頭に置き、幼い時から努力は嘘をつかないと信じ練習してここまでやってきました。僕が第一に考えていることは、ここまで僕の活動を支えてくれた両親やサポートして頂いてるスポンサーやコーチへの恩返しです。それから僕の両親の若い時と違い、スノーボードの人口は減少していると聞きます。この活動を通じてこの競技を知らない人達にオリンピックで競技を見てもらい、夢や感動を与えスノーボードって凄い!かっこいい自分もやりたいと思ってもらえるように頑張っていきたいです。小さい時からスノーボード中心に頑張ってきたので、これからの世代の選手にも頑張る姿を見てもらい、次に繋げていきたいです。努力すれば必ず夢は叶うという所を日本の皆さん世界中に伝えていければ良いなと思います。
僕が超えたい壁は今の自分自身で競技力はもちろんですが、メンタル面でも超えていきたいです。オリンピックで金メダルと言っても、先ずは出場するキップを手に入れなくてはいけません。国内にも優秀な選手が多く、代表に選ばれるのはほんのひと握りで気は抜けません。2020冬季ユースオリンピックに出場した時に試合で思ったのですが、いつもの試合とは違い独特な空気感が伝わる中他国の選手だけでなく、チームメイトにも負けない演技構成を考え、勝たなくてはいけないというプレッシャーとの戦いで2022年の北京オリンピックはもっと凄いのだろうと思いました。このユースオリンピックで金メダルを手に入れた感動と喜びを、次はオリンピックで感じたいと思いました。選手村では日本代表のスーツやジャージで過ごし国を代表する選手として恥じないような身だしなみにも気使いました。この大会で得た経験を活かし北京オリンピックに出場し今の自分を超えていきたいと思います。