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私はフリースタイルスキーのモーグルという競技をしています。
私が3歳のときにスキーを始め、冬になると家族で長野や北海道へスキーに行っていました。11歳の時に上村愛子さんのモーグルキャンプに参加しました。そこで初めてモーグルを目の当たりにし、私もやってみたいと思いモーグルを始めました。
モーグルを始めた頃は年が変わらない選手がとても上手く、「負けてられない!」、「絶対に勝ってやる!」と思った記憶があります。
16歳の時にチームのコーチにプライベートで教えてもらうようになりました。平日もコーチと2人で徹底的に練習をした成果が出て北米選手権で優勝し、2019年からナショナルチームとして活動できるようになりました。
現在は冬期のコーチだけでなく、夏期もエアーの練習の為に行うウォータージャンプやトランポリンのプライベートコーチをつけ、新しいジャンプや体の使い方を教わっています。
モーグル競技の国際大会は海外で開催される事が多いです。国内だけでなく、夏期には日本とは季節が反対のオーストラリアに行き、冬期もアメリカやカナダやスウェーデンなどの国に行き、練習や大会に出場しています。
私が初めて海外の大会に出場したのは17歳の時でした。日本の冬と比べとても寒く、雪質も硬く、コース自体も難しいため完走するのが精一杯でした。しかし、海外の選手や日本のトップ選手はすごいスピードで滑っていて、驚いたと同時に負けていられないと思いました。
私の目標は「2022年北京オリンピック、その次の2029年ミラノオリンピックで金メダルをとる!」ことです。
そしていつも大会会場まで応援しに来てくれて、ずっと支えてくれている家族や私を上達させるという強い気持ちで教えてくれているコーチやトレーナーと共に喜び、みんなに素敵な恩返しをしたいです。
そして私は高校生の頃からSNSがとても好きで、SNSを通してどうしたら多くの人にモーグルという競技の魅力を伝えられるかを考えています。海外の友人のSNSでの発信を参考にしたり、たくさんフォロワーがいる友人に自分の意見を聞いてもらったりしてSNSでの発信を勉強しています。私のSNSを見た時に「モーグルって明るくて楽しそう!」、「モーグル をやってみたい!」と思ってもらえるように心掛けて発信しています。
また、私はモーグルという競技をマイナーな競技からメジャーな競技にしていきたいと考えています。そのために国際大会で優秀な成績を残し、テレビ等のメディアに出演するだけではなく、SNS等のツールを用いてモーグルの魅力を発信していきたいと思っています。
私は一番大きな目標と短期的な目標の2つを立てています。短期的な目標を1つずつ達成した先に大きな目標の達成に繋がり、何事にもチャレンジしなければ目標は達成できないと思っています。出来るかなと考えるのではなく、まずはやってみて出来なかったらどうすれば出来るようになるかを考え、いつも練習に取り組んでいます。
その設定した目標を超えていくこと、何事にもまずはチャレンジすることが私の「GO BEYOND.」だと思います。そうすればきっと大きな壁も越えていけると思います。
これからのモーグル競技はスキーの技術、ジャンプの技もどんどん難しくなってくると思います。チャレンジすることに恐怖心も出てくると思いますが、自分がやってきたことを信じて一歩も後ろに下がらず、たくさんチャレンジし、大きな高い壁を乗り越えていきます。
そして最終目標を達成した時には「楽しかった!」と人生で最高な笑顔でいたいです。
受賞歴
- 2020年
- 2019年
- 12月 Canadian Selection 3位
- 3月 North American Cap DM 4位
- 3月 North American Cap MO 1位