8歳の時にバイク好きのお父さんが買ってきた50ccのオフロードバイクに乗ったのがきっかけでオフロードバイクに乗り出しました。
13歳の時に、たまたまロードバイクに乗らせてもらう機会があり、そこでロードレースに興味が湧き、自分もロードバイクでレースがしたいと思うようになりました。
そして14歳の時、鈴鹿レーシングスクールSRSに入校し、CBR250というオートバイに乗りミニコースで練習しました。
15歳になると、SRSアドバンスという上のクラスにステップアップすることができ、SRSからNSF250Rというオートバイで鈴鹿サンデーレースに出場させていただき、本格的にロードレースを初めました。
16歳では、イデミツアジアタレントカップ(IATC)と全日本JP250という2つのレースに出場しました。全日本JP250では全7戦中6レース(1レースはIATCと重なり出場できませんでした)に出場し、3勝(最多勝利)でランキング2位、IATCは全12戦中1勝を含む5度の表彰台でランキング3位を獲得しました。
去年はIATCに継続参戦し、全11戦中4勝を含む7度の表彰台でチャンピオンを獲得しました。
オンロードバイクに乗って初めてロードレースに興味を持った時に感じた、世界で戦いたい、世界一速くなりたいという夢を目指して今まで活動してきました。
最近は、日本人ライダーが沢山世界で活躍しています。世界で活躍するための最短のルートを自分なりに調べ、日本で走っても世界には行けないと感じました。世界に行くチャンスを掴む為には、すぐにでも世界に出なければいけないという現実がありました。
世界に出て活動するためには、まずはアジア各国の代表が揃うイデミツアジアタレントカップ(IATC)のセレクションに合格し、そして結果を残し、その上のヨーロッパで開催されるRedbull Rookies Cupというレースの出場資格を取るという方法しかありません。
去年はIATCで結果を残しチャンピオンを取る事が出来ました。しかし、どのスポーツもアスリートの低年齢化が進んでいます。本格的にロードレースを初めたのが遅い僕にはあまり時間がありません。
今後は、参戦1年目でRedbull Rookies Cupでのチャンピオンを取り、そして世界一を目指していきます。
世界で海外のライダーと競うようになり、感じたことがあります。それは、常に課題を見つけ、成長し続けなければ世界では戦えない、通用しないということです。今までの自分を常に超えていく、この挑戦が「GO BEYOND.=超えていく」ということだと思います。
世界での活動、経験を通して、益々世界を舞台に挑戦したくなりました。今後も現状に満足することなく、常に成長し、自分を超え、世界一速いライダーになれるよう挑んでいきます。