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GO BEYOND な 人
スケートボーダー
私はプロのスケートボーダーとして活動をしています。
幼い頃からスケートボードを始め､本格的に取り組み始めたのは小学3年生からです｡その時から「小学校を卒業するまでに必ずプロ資格を取得する」という目標を持ち､毎日練習を続けました。
私の住む和歌山市にはスケートパークがないため､始めは家の前でお父さんに作ってもらったセクションでの練習をし､時にはお巡りさんに注意を受けたこともあります｡今では学校が終わると大阪の泉南市まで電車で通い、猛特訓の日々を送っています。
出場する大会では悔しい思いを繰り返しいっぱい泣いてきましたが、絶対にプロになるのだと強い気持ちを持って頑張ってきました｡その結果､2019年小学6年生の時に挑んだAJSAアマチュア選手権で2位となり、プロ資格を獲得しました。プロ資格獲得は嬉しかったですが､私の中ではプロ資格は通過点であり最終目標ではありません。もっともっと目標を高く持ち､これからも真剣に取り組んでいきます。
今後のプロ戦で自分がどれくらい通用するのかが楽しみです｡中学校を卒業するまでに､大きな大会で結果を出し、日本を代表する選手になる事が今の目標です｡
ただ今の練習では目標達成にはほど遠く､持ち技が少ないことや高さ､スピードが足りないこと､また気持ちの部分で負けてしまうこともあり今後の課題が山積みです｡
練習時にもお父さんに「お前は遊びか、そんなんでプロになれるんか!」と怒られ､今までよく泣かされてきました｡正直なところ､セクションが大きくなれば恐怖心もその分増しますが､強い自分を描き、「自分に自信を持つ」、「必ず目標を達成する」ことを絶対に忘れず､トッププロスケートボーダーを目指します｡
また、2024年のオリンピックへ出場する事も目標として掲げています｡
その夢を叶えるために1年でも早く結果を出し､世界への挑戦を視野に入れた練習に日々取り組んでいきます｡私にはまだプロとしての結果がありませんが、「これからが勝負だ!」と言う強い気持ちを持ち、攻めの姿勢で挑みます｡
将来の夢は、世界を舞台に活躍することです。
今の実力では世界を舞台に活躍するには、程遠いのは分かっています。まずは、プロ戦でどれくらい自分が通用するのかを見るためにも今後の大会への参戦が楽しみです。自分より上手なスケーターは沢山いますし、時には負けることも必要だと考えています。多くの経験を積むことで、もっともっとスキルを上げていこうと思います。
当然の事ですが、スケートボードを始めたときは自分より上手な人ばかりで、 自分が本当にプロになれるのかと弱気でいました。ですが、今までの経験や強い気持ちを持つことでプロになれたことを信じ、少しずつですが夢に近づいているように感じます。
アメリカのパークへ行った時も上手な人がとても多く唖然としましたが、日本で結果を出せばこのような環境でスケートボードが出来るのかと思い、とてもワクワクしました。 海外で活躍する日本人の選手も増えてきていますが、私もその一人になりたいと思っています。そのためには、今まで以上に練習し、私にしかできない技や自分のスタイルを磨いていこうと思います。
GO-BEYONDER No.247
スケートボーダー
甲斐穂澄
2007年9月10日、和歌山県生まれ。小学3年生から本格的に始めたスケートボードで、弱冠12歳にしてプロ資格を獲得する。近くに練習のできる施設がなかったため、初めは父親の手作りのセクションで練習をするなど二人三脚で練習に励んでいる。2020年度からはプロ選手として、国際大会出場を目標と掲げ活動している。これからの活動に期待のかかる若手プロスケートボード選手。
Instagram：https://www.instagram.com/hozmix0910/
受賞歴
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