私はフリースタイルのスキーモーグルという競技をしています。
両親の影響で2歳からスキーを履き、物心つく前からスキーをし、幼少期からはコブを滑ることが大好きでした。そして小学1年生の頃にこの競技をやっていた兄に憧れてモーグルを始めました。
競技を始めた当初は愛知県に住んでおり、毎週スキーをするために富山県まで両親に連れて行ってもらい練習をしていました。両親の理解もあり、より良い環境で練習をするため、小学3年生の頃福島県に移り住むことになりました。その頃からオリンピックに出たいという気持ちが強くなり、モーグル漬けの日々を過ごしてきました。
高校1年生の頃にナショナルチームJrメンバーに選出されるも、成績がなかなか出せずメンバー落ちしてしまうなど苦しい時期もありましたが、2019年全日本選手権では3位になることができ、19/20シーズンにはナショナルチームに復帰し活動しました。
現在は2022年の北京オリンピック出場を目指し、国内外の大会に参戦し、1歩ずつ着実にオリンピックに近づけるように日々挑んでいます。
私は今まで打ち込んできたモーグルという競技でオリンピックに出場し、金メダルを獲得 することが1番の大きな目標です。そしてその活動により、現在所属している須賀川病院や、活動を支えてくださっているスポンサー、友人、そして家族に金メダル獲得という形で恩返しをしたいと思っています。さらにもうひとつの目標として、そのメダルまでの過程 を多くの人にみてもらい、モーグルという競技を 1 人でも多くの人に知ってもらいたいと考えています。そしてモーグルをやりたい!という人が増えるように、モーグルがマイナー競技からメジャー競技となるよう様々な活動をしていきます。また、その活動を通して多くの人と繋がることができたらと思っています。
スキーを通じて海外に行く機会が増え、日本とは全く違う環境を肌身で感じる事ができました。海外遠征を通して、海外での生活の仕方や現地でのコミュニケーションの取り方など、競技に関することだけでなく人として多くのことを学ぶことが出来ています。
このとても素晴らしい環境に感謝することを忘れず、夢であるオリンピックに出場し、金メダルを獲得する為に日々小さな努力も怠らず邁進していきたいと思います。
そしてこれからも競技力だけでなく人間力も向上させていき、人間力のあるトッププレイヤーを目指し挑戦を続けていきます。また、その挑戦を少しでも多くの人に知って貰えるように情報を発信していき、自分の名前だけでなく、モーグルという競技をたくさんの人に知ってもらいたいと思います。