私は神話や民話をモチーフに活動するシンガーソングライター、パフォーマー、小説家です。学生時代より多くの舞台・ミュージカルに出演し、早稲田大学在学中に映画挿入歌にて歌手活動をスタートしました。2010年から日本神話を女性視点で再構築した、和風歌劇「新訳古事記シリーズ」を展開しています。
現在は、国内外で日本神話を世界に発信するアーティストとして活動しています。2018年には初めてのショートムービーも制作。ベルリン「WomenCinemakers Biennial2018」に選出させて頂きました。
224
GO BEYOND な 人
音楽家・アーティスト
私は神話や民話をモチーフに活動するシンガーソングライター、パフォーマー、小説家です。学生時代より多くの舞台・ミュージカルに出演し、早稲田大学在学中に映画挿入歌にて歌手活動をスタートしました。2010年から日本神話を女性視点で再構築した、和風歌劇「新訳古事記シリーズ」を展開しています。
現在は、国内外で日本神話を世界に発信するアーティストとして活動しています。2018年には初めてのショートムービーも制作。ベルリン「WomenCinemakers Biennial2018」に選出させて頂きました。
今でこそ、日本神話をモチーフに作品を作り続けている私ですが、実は、大人になるまで日本に「神話」があることを知りませんでした。
東京生まれ東京育ち、幼稚園から大学までキリスト教系の学校へ通っていたためなのか、「古事記」はテストにでてくる単語でしかなく、憧れのギリシャ神話や北欧神話のような壮大なファンタジーはけっして日本ではありえないと信じ込んでいたのです。
しかし、自分の表現を探し求める中で偶然「古事記」に出会い、日本にこんなに心躍る物語が存在し、そしてその「登場人物」が今でも神社に息づいていることに衝撃を受けました。
日本神話はまだ世界であまり知られていない「物語」です。それらは日本の風土と密接に結びついており、世界からみると不思議だとも思える日本人特有の性質にダイレクトにつながっています。
その日本神話を宗教的でも政治的でもなく、アートとして、表現として、または、古代から伝わり現在に未だ生き続ける物語として世界に伝えていく。それは、日本という国や文化、考え方を知ってもらう上で非常に重要な役割を果たすと考えています。
同様に各国の神話や民話は、それぞれの風土と密接に結びつき、それらは文化の違いへと発展していきます。
みなが自国及び他国の文化を重んじ、互いに理解し合うことにより、社会がより良く変化していくのではないでしょうか。
「神話」を世界に伝えるということは、互いの違いを確認し、そして新たな視点から繋がっていくこと。海外ツアー中に現地から日本へ、そして海外の観客のみなさんへ、日本の「神話」の素晴らしさを発信していきます。
GO-BEYONDER No.224
音楽家・アーティスト
・エコツミ・
東京都生まれ。学生時代から数多くの舞台・ミュージカルに出演し、映画挿入歌にて歌手活動を始める。2010年から日本神話を女性視点で再構築した、和風歌劇「新訳古事記シリーズ」を展開。2018年には自身初となるショートムービーを制作し、ベルリン「WomenCinemakers Biennial2018」に選出される。国内外で日本神話を世界に発信するアーティストとして多方面で活躍している。
Instagram:https://www.instagram.com/ekotumi/
Facebook:https://www.facebook.com/ekotumi
Twitter:https://twitter.com/ekotumi
受賞歴