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私は6歳の頃、サーフィンを始めました。海の近くに住んでいたので、幼い頃から家族でよく海に遊びに行っていました。
小学校に入学してすぐ、初めてサーフィンを体験する機会がありました。サーフィンの体験中、すぐにサーフボードに立つことが出来ました。その時の感覚は、陸では感じたことのない新しい感覚で今でも鮮明に覚えています。
サーフィンの体験を機に、地元のサーフィンスクールに入り、練習に励みました。大会に出場するようになってからは、勝った時の喜びや負けた時の悔しさ、もっとうまくなりたいという向上心が芽生え、今まで以上に練習を頑張ろうと思えるようになりました。サーフィンに必要なトレーニングにも積極的に取り組み、試合中の緊張感がとても好きになりました。
サーフィンは、自然相手のスポーツなので毎回同じ波が来ることはありませんが、その分、毎回チャレンジしている気持ちになれるところがサーフィンの良さでもあり、好きなところです。
活動を通じて目指している目標は、世界最高峰のサーフィンツアー「ワールドサーフリーグ」のチャンピオンシップツアーに参戦し、未だ日本人サーファーが成し遂げたことのない「ワールドチャンピオン」になることです。
また、東京オリンピックからサーフィンが正式種目になったこともあり、記念すべき第一回目の大会に日本代表選手として出場し、メダルを獲得することも目標としています。
このような大きな目標を持つことができるのも、海外の試合を回り始め、憧れの選手の方々を間近で見ることができ、私も同じ舞台で戦いたいと明確に思えたからです。
海外でチャレンジすることは、自分自身をとても高めてくれます。実力のあるサーファーは大勢いますが、私ももっと上手くなりたい、夢や目標を叶える為にはここで勝たなきゃといった強い気持ちを抱かせてくれます。試合では、多くのことを学ぶことができ、一戦一戦を大切に、次に繋げられるよう心掛けています。
試合に出場し続けていると、やはり勝ち続けることは難しく、壁にぶつかる時もあります。そんな時があるからこそ、また次のステージに向け挑戦し、成長出来るのだなと感じています。
常にチャレンジし続け、限界を超えていこうと思えるようになりました。そう思えるようになったのも、家族や周りの方々のアドバイスやサポートがあったからこそだと思っています。おかげで、前を向いてサーフィンに取り組むことが出来ています。
たとえ、結果が出ず悩んだとしても、自分で限界を決めず、ポジティブに考え、諦めずに挑戦していきます。技術やメンタルも今より格段に成長出来ると信じて、夢をかなえるために自分の限界を突破していきます!
受賞歴
- 2020年
- 2月 WSL #6 QS3000「Sisstrevolution Central Coast Pro」 5位
- 2019年
- 10-11月 ISA World Junior Surfing Championship U-18 Girls 個人5位、団体3位
- 9月 ISA World Surfing Games アジア最高位獲得 ※東京オリンピック 条件付き内定獲得
- 5月 第1回 ジャパンオープンオブサーフィン 優勝
- 4月 WSL #13 QS1000「Royal St Andrews Hotel Port Alfred Classic」 2位
- 2018年
- 10-11月 ISA World Junior Surfing Championship U-16 Girls 個人2位、団体1位
- 4-5月 WSL #24 QS1000「Ichinomiya Chiba Open」 優勝
- 2017年
- 10月 WSL JAPAN ウイメンズジュニア 年間チャンピオン
- 2016年
- WSL Women’s Qualifying Series JAPAN リージョナルチャンピオン
- 10月 WSL #29 QS1000「Trump Hyuga Pro」 優勝
- 9月 ISA World Junior Surfing Championship U-18 Girls 日本代表
- 5月 WSL #14 QS1000「Ichinomiya Chiba Open」 2位
- 5月 NSA 4大大会「第34回全日本級別サーフィン選手権大会」 優勝
- 4月 NSA 4大大会「第51回全日本サーフィン選手権大会」 優勝