カバディはインド発祥のスポーツです。道具は使わず、1チーム7人で攻撃と守備を交互に行いながら対戦します。
攻撃側は一人が相手陣地へ入り『カバディ』という単語を連呼しながら攻め、守備側の選手にタッチをして自陣に戻ることができれば触った人数分得点になります。
守備側の選手は攻撃手を捕まえるなどして自陣に戻らせなければ守備側の得点になります。コート内でやる鬼ごっこのようなスポーツです。
GO BEYOND な 人
カバディ選手
カバディはインド発祥のスポーツです。道具は使わず、1チーム7人で攻撃と守備を交互に行いながら対戦します。
攻撃側は一人が相手陣地へ入り『カバディ』という単語を連呼しながら攻め、守備側の選手にタッチをして自陣に戻ることができれば触った人数分得点になります。
守備側の選手は攻撃手を捕まえるなどして自陣に戻らせなければ守備側の得点になります。コート内でやる鬼ごっこのようなスポーツです。
カバディとの出会いは2007年大学一年生の時でした。大学にカバディ部が存在し、興味本位で友人と軽い気持ちで体験に行ったのが始まりです。
ルールは触って逃げるか、捕まえるか。いたってシンプルなので簡単に得点することができるだろうと思っていました。 しかし実際にやってみると触れそうで触れない、捕まえられそうで逃げられてしまう...。
今まで出会ったことのない新感覚スポーツでした。コート内で行われる目には見えない駆け引き、カバディの奥深さに魅了されすぐに入部を決意しました。 そして、先輩方が日の丸を背負い体の大きな外国の選手と戦っている姿に憧れ、日本代表を目指すようになりました。2009年に日本代表に初選出され、2014年~2018年までの4年間、男子全日本代表の主将を務めました。
私は4年に1度のアジア競技大会での金メダル獲得と、再びプロカバディリーグという夢の舞台で活躍することを目標としています。
2010年の広州アジア競技大会で銅メダルを獲得した以降、メダルに手が届いておりません。 アジア競技大会で金メダルを獲得するため、プロカバディに再び参戦するためには、W杯やアジア選手権など国際大会でも結果を残すことが必須になります。
日本はカバディ界では発展途上であり、本場インドや強豪国に自ら足を運び、強化していかなければいけません。 世界の舞台で結果を残すことで、応援してくださっている方々への恩返しにもなり、カバディを知ってもらうきっかけにもなるのではないかと考えております。 また、自分自身が夢を持って挑戦し続けることで、子ども達や私と関わってくださる方々に夢や希望を与えていけたら嬉しいです。
私は主に東南アジアですが、海外に出てそれぞれの国を肌で感じ、現地の方々と触れ合うことによって視野が拡がり価値観もガラッと変わりました。 海外にはまだまだ知らない世界がたくさんあります。これからも海外に挑戦し続け自分自身も成長し続けたいと思います。
日本代表になって世界を相手にするようになってから、様々な壁にぶつかりました。
まずは世界のレベルの壁。初めての遠征で外国の選手と対戦した時に、自分たちのレベルの低さ、世界との力の差を痛感しました。
そして言葉・文化の壁。プロカバディに挑戦するために初めて一人でインドに1ヵ月以上行った時は、思うように言葉が通じず苦労しました。
たくさん悔しい思いをして、その悔しさをバネに今までやってきました。また、家族や仲間、他にもサポートしてくださる方々の存在があり今の自分がいます。
何かに挑戦する時、新たに何かを始める時は、様々な壁にぶつかることがあると思います。しかし、そこで自分の夢や目標をしっかり定め強い信念を持って立ち向かえば、超えられない壁はないと思います。強い信念を持つことこそまさに『GO BEYOND=超えていく』です。
私は、アジア大会で金メダルを獲得するため、プロカバディで活躍するためにこれからもたくさんの壁を超えていきます。 また、カバディは日本でも世界的に見てもまだ認知度が低いのが現状です。カバディの可能性、魅力を日本中の人、世界中の人に伝導するために国境を超え挑戦し続けます。
GO-BEYONDER No.205
カバディ選手
下川正將
1989年3月6日、ロサンゼルス出身。埼玉県育ち。大学1年生で、奥深さに魅了されてカバディ部に入部し、日本代表を目指す。2009年、日本代表に初選出され、翌2010年、広州アジア競技大会で銅メダルを獲得し、2014年~2018年の4年間、男子全日本代表の主将を務める。現在、カバディの認知度を高めるとともに、4年に1度のアジア競技大会での金メダル獲得を目指している。
Instagram:https://www.instagram.com/36kevin/
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Twitter:https://twitter.com/kevikaba
受賞歴