両親がサーフィンをしており、毎週末、海に行き、物心ついた時にはボードの上に立っていました。最初は波が来るたび押してもらい、乗る事だけの楽しさでサーフィンに熱中していました。
試合や大会に出たいと思ったのは小学生の頃で、本格的に出場し始めたのは2年生の頃でした。それからは年間20試合以上の試合に出て、一回戦で負けることもあれば優勝するときもある・・・みたいな「ただ頑張っているだけ」にも見えるような小学生時代でした。
中学は東京から千葉に移住し、サーフィンに対する考え方を少し変えて、トレーニングにも通うようにして日々練習していました。高校1年の時に出場した、アマチュアの全日本選手権で優勝したことにより、意識がどんどん変わり、周りの環境も良い方向に変化していきました。
翌年、プロ公認テストを受け、プロサーファーとしての活動が始まるわけですが、なかなか勝てなくて悔しい一年を経験しました。「優勝できない!今の自分に足りないもの、かけていること」を何度も自問自答していました。コーチングの先生やトレーニングの先生、スポンサー様などからのアドバイスもあり、少しずつ「勝つこと」やメンタル・フィジカルなども学ぶようになりました。それからは、優勝することも大事ですが、目の前にある目標や一つずつ勝ち上がっていくこと、そこに重点を置いて試合に挑んでいます。