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私はプロフットサル選手として活動しています。Fリーグというプロリーグでプレーしていますが、全12チームがF1リーグに所属しており、北は北海道から、南は大分にチームがあります。また、F2リーグという2部リーグもあります。フットサルでは、シーズンは5月にスタートし、3月中旬までとなり、年間にリーグ戦が33試合、カップ戦が2つあります
私のフットサルとの出会いは大学2年生の時に、大学の先輩に誘われて始めたことです。それまでは小学2年からずっとサッカーをやっていましたがフットサルをプレーしていくうちにフットサルに魅了され、本格的に競技として始めることになりました。
その頃はサッカーとフットサルの違いに苦労したのを覚えています。私がフットサルを始めた当時、Fリーグはなかったのですが、大学3年時にFリーグがスタートしました。その時期からプロ選手になることを意識し始めました。
Fリーグができて13年目を迎えます。まだまだメジャースポーツとは言えない中で、自分が競技者としてフットサルの魅力をたくさんの人に伝えていきたいと思っています。
フットサルを始めてからチームとして、そしてフットサル日本代表としてたくさんの海外遠征にいきました。その中で、たくさんの国の文化、日本との違いを感じ、海外に対する興味が湧いてきました。と同時に、海外における日本の印象というのも国によって違うのだなあということも感じました。
海外に対する興味が湧いたことにより、フットサル選手として、中国、インドネシアの2カ国でプレーもしました。実際に住んでみないとわからないことや、現地の人々との関わりにより、私自身たくさんの学びがありました。この学びというのは、実際に海外に行ったり、住んでみたりしないとわからないことであり異文化を学ぶというのは、自分が日本で暮らして行く中でも役立つことが沢山あると感じました。
海外に渡航する理由は人それぞれだと思います。旅行、留学、ビジネス、スポーツなどなど。理由はどんなことであっても、海外に行ってみたい、海外でチャレンジしてみたいという人が増えていくことの手助けができるような活動を、今後していきたいと考えています。そのためのきっかけ作りとして、海外の魅力を発信していきたいと思います。
「GO BEYOND.」 とは、国境を超え、人種を超えて交流していく。これが海外活動における最大の魅力だと思います。
生まれた国も、育った環境も違う人達との交流はたくさんの学びがあります。日本にいるだけでは気づかないこと、感じることができないことを経験できます。海外にいくことにより、改めて日本の素晴らしさに気付いたり、日本がいかに恵まれているかを感じることができます。貧しい国に行った時は、自分に何か出来ることはないかな、と考えさせられます。
私はフットサル選手として海外のチームでもプレーしてきました。言葉が通じないチームメイトとプレーすることは、想像以上に難しいことでした。しかし、そこでの経験というのは今に生きています。現地の人に応援されること、街中で話しかけられること、そこでの経験が全て今の自分の財産になっています。
海外には今の自分を超えていくチャンスがあります。たくさんの方々に海外を経験して頂きたいと思っているので、海外に行くことの良さを積極的に発信していきたいと思います。私自身も、今後もたくさんの国境を超えて、いろいろな国を訪れていきたいと思います。今後も海外を通して今の自分を超えていきたいと思います。
受賞歴
- 2019年
- 2018−2019シーズン年
- 2017−2018シーズン年
- 2016年
- 2月 AFCアジアフットサル選手権2016(日本代表)準優勝
- 2015年
- 8月 中国カップ(大連所属)優勝
- 7月 SFIDA Fリーグオーシャンカップ神戸フェスタ 優勝
- 2014年
- 5月 AFCアジアフットサル選手権2014(日本代表)優勝