宮崎県宮崎市出身のプロサーファーです。サーフィンのボードにはショートとロングがあり、ロングボードを用いるサーファーのことをロングボーダーとも呼びます。現在は、JPSA「日本サーフィン連盟」とWSL「ワールドサーフリーグ」主催のコンテストを中心に、日本だけではなく世界中のコンテストに参戦しています。

日本のツアーでの目標は、JPSAのコンテストで年間グランドチャンピオンになることです。あと一歩なのに、手が届きそうで届かない…。その悔しさをバネに、日々練習に励んでいます。WSLの状況としては、世界選手権への出場をかけた国内ツアーに参戦しています。この国内ツアーに参戦できるのは、日本ツアーでポイントランキング上位2名のみです。この他、国内ツアーのポイントには加算されませんが、WSLの海外のコンテストにも参戦しています。2016年は、オーストラリア、フランス、ポルトガルと参戦し、トップ10入りを果たしました。最近では、JPSA.・WSLの採点方法とは全く違ったStyleにこだわったコンテストにも数多く参加しています。なお、地元宮崎では今年で3年目ですが、宮崎を盛り上げられるようにと、夏にThe BEACHと言うビーチイベントを企画、運営しています。サーフィンはもちろん、宮崎市の海を楽しんでいただけるイベントとなっています。

「世界で活躍できる日本人となるために！」
ハイレベルな世界の実力を吸収。

まずは、世界で活躍出来る日本人になることを目標とし達成のために、様々なコンテストへ積極的に参戦しています。具体的には、WLT、WSL主催のツアー（ヨーロッパ・オーストラリア）、Styleを重視した採点方法のコンテスト（カリフォルニア・オーストラリア）などです。

WLTとはWorld Longboard Champions Tourのことで、WSLが主催しているロングボードの世界選手権です。WLTに参加できるのは、各国代表2人に加え、去年の世界選手権の上位8人、合計32人となります。

こうしたツアーやコンテストに参加すると、練習の段階ですら「まだまだ自分は世界のレベルに届いていない」そう感じて落ち込むこともあります。しかし、目の前で世界レベルの実力を見られる・吸収できるチャンスを大切にし、映像やDVDからでは感じ取れない現実、Liveを大切に、もっともっとサーフィンが上手くなれるように練習しています。

「自分を信じて追い越せ！」若い世代にも夢を与えていきたい。

世界との壁はまだまだ厚い…そう感じているのが現状です。しかし、自分を信じ少しでも近づけ追い越せれば、と言う熱い気持ちで毎回挑んでいます。そのおかげか、今年2016年は挑み続けた結果が少しずつ表れてきていることを実感しています。

これまでは、なかなか海外の試合で結果を残すことができませんでした。しかし、先日行われたWSLでのヨーロッパツアーでは、多くの強豪の中で3位という結果を残すことができたのです。

この結果を自信へとつなげ、世界選手権での優勝、世界チャンピオンを夢見て、これからもトレーニングや練習に励んでまいります。また、自分自身のことだけでなく、若い世代のサーファーに夢を与えてゆきたいと感じています。自分の活躍が若手の活力につながっていったらうれしいです。そんな熱い気持ちを胸に、これからも頑張ります。