GO BEYOND な 人
中村舜(ナカムラシュン)
アルペンスキーヤー
ワールドカップ、オリンピックでの
金メダルを目指して。
5歳でアルペンスキーをはじめ、伸び悩んだ中学生時代から一変、オフシーズンのトレーニングの重要性に気づいた高校生時代には、インターハイで2度の優勝を果たしています。大学進学後もインカレでの連覇を達成し、2016年シーズンにはワールドカップでデビューしました。日本人として初となる、アルペンスキーでのワールドカップやオリンピックでの金メダル獲得を目標として、アルペンスキーの本場ヨーロッパを活動拠点として、日々の練習に打ち込んでいます。
悪条件での入賞をきっかけに4年連続での全国大会優勝を果たす。
5歳でアルペンスキーを始めて、小学生時代はスキーの楽しさを感じていましたが、中学生時代は成績が伸び悩み、挫折を味わいました。しかし、高校はスキーの強豪校として知られる小樽双葉高校へ進学しました。高校生になって、トレーナーとの出会いから、オフシーズンのトレーニングの重要性を知り、トレーニングに明け暮れる日々を過ごしていました。
こうした練習やトレーニングの成果が結果として表れ始めたのは、高校1年生のときです。インターハイで80番スタートという悪条件でも、入賞できたことが自信につながりました。
翌年、高校2年生のインターハイでは大回転で、高校3年生のインターハイでは回転で優勝するとともに、男子総合優勝を勝ち取りました。
大学へ進学後は、「秩父宮杯・秩父宮妃杯全日本学生スキー選手権大会」の回転で、1年生のときから2年連続で優勝しました。高校生時代から合わせると、全国大会を4年連続で優勝することができました。
平昌オリンピック、北京オリンピックの金メダル獲得を目標に。
全日本強化指定選手に選出され、2014年から活動の拠点がアルペンスキーの本場であるヨーロッパに移りました。海外生活に不安を感じるとともに、選手層の厚さの違いを目の当たりにしました。しかし、日本人がまだ達成していない、ワールドカップやオリンピックでの金メダルの獲得という目標を掲げて、強くなりたいという想いを貫いています。特に、2018年平昌オリンピック、2022年の北京オリンピックでのメダル獲得が最大の目標です。昨シーズンの2016年には、ワールドカップでデビューすることができました。海外に活動拠点を移して3年目を迎えて慣れてきたことから、生活や練習のリズムがつかめてきています。今後は、目標を達成するために積極的に自らアクションを起こして、成長につなげていきたいと考えています。
GO-BEYONDER No.074
アルペンスキーヤー
中村舜
1995年、北海道旭川市生まれ。東海大学スキー部に所属。5歳のときにアルペンスキーを始め、スキーの強豪校の小樽双葉高校へ進む。2013年に高校2年生で、「全国高等学校スキー大会」大回転で優勝、翌2014 年には回転で優勝。大学へ進学後の2015年、2016年には、「秩父宮杯・秩父宮妃杯全日本学生スキー選手権大会」の回転で連覇を果たした。2012年にジュニア日本代表に選ばれ、2014年からは日本代表へ選出されている。
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