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GO BEYOND な

橘井健治(キツイケンジ)

スポーツトレーナー

アルペンスキー日本代表のメディカルや
フィジカルトレーニングを担う。

これまでにバトミントンやテニス、スキーのトレーナーや、柔道整復師として接骨院の院長を務めてきました。2014年からアルペンスキー日本代表のトレーナーとして、ワールドカップなどに帯同しています。選手のケアやフィジカルトレーニングを通じて、コンディションの調整を行う役割を担っています。

2014年
アルペンスキーtoto遠征帯同
2015年
アルペンスキーワールドカップチーム帯同
2016年
アルペンスキーワールドカップチーム帯同

鍼灸師と柔道整復師の資格を武器に選手のコンディションを調整。

スポーツトレーナーとして、メディカルからフィジカルまで担当し、世界で戦う選手をサポートしています。バトミントンやテニス、スキーなどのスポーツに携わり、2014年からは、アルペンスキー日本代表のトレーナーを務め、ヨーロッパを中心に選手のコンディションを整える活動を行っています。

柔道整復師と鍼灸師の免許を取得してから10年が経過しました。柔道整復師は柔術を基本とする手技によって、骨折や脱臼の応急措置をはじめ、打撲や捻挫、肉離れなどの治療を行う資格です。鍼灸師は、正確には「はり師」と「きゅう師」で、東洋医学の鍼や灸を用いた施術によってツボを刺激して、自然治癒力を高めます。柔道整復師、はり師、きゅう師はともに国家資格であり、柔道整復師の資格を所持するトレーナーは多いです。

この中でも特に「鍼灸」という他国のトレーナーにはない技術は、選手のコンディションを調整するうえで、武器となるものです。また、柔道整復師として5 年9カ月に亘る接骨院での勤務では院長を務め、治療家としての臨床経験も積んできました。こうした資格を所持していることで、治療の面でも選手をサポートできます。

これまでの経験を活かして、選手がメンタルとフィジカルの両面でストレスを感じることなく、競技に迎えるように全力でサポートをしていきたいです。

壊れない身体をつくるためのフィジカルトレーニングを実践。

選手が世界で戦っていくためには、選手とトレーナーが力を合わせることが大切であり、個人スポーツでも、チームとして戦う意識を持つことが結果につながります。

その中で、鍼灸師や柔道整復師としての治療を行うだけではなく、世界で通用するフィジカルづくりのサポートをすることが、私の役割です。選手が同じところばかりを痛めるのは、運動の仕方や身体の使い方がよくないことの表れです。「壊れない身体」、「強い身体」、「勝てる身体」へと変化させるために、選手の身体の状態に合わせたフィジカルトレーニングをプランニングしています。

アルペンスキー日本代表のトレーナーの仕事では、世界で戦う選手の近くで働けることを光栄に思います。しかし、たとえば10人の選手がいたら、10通りの症状があるため、より多くの人に対応していけるように、知識や技術を向上させていくことの重要性を痛感しています。

1年のうちの半分以上は海外で生活していますので、語学を学んで他国のトレーナーともコミュニケーションをとり、選手のケアやコンディションの調整に活かしていきたいです。グローバルWiFiは海外のトレーナーとのコミュニケーションツールとしても活用しています。

GO-BEYONDER No.064

スポーツトレーナー

橘井健治

1980年、北海道枝幸町生まれ。柔道整復師とはり師、きゅう師の国家資格を所持。北海道の青葉鍼灸接骨院に5年9カ月勤務し、院長を務めた。2014年からアルペンスキー日本代表チームのトレーナーに就任し、アルペンスキーtoto遠征やワールドカップに帯同している。バトミントンやテニスでの分野でのスポーツトレーナーとしての経験も持つ。

Facebook:https://www.facebook.com/kenji.kitsui

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