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GO BEYOND な 企業

高橋ゆき(タカハシユキ)

株式会社ベアーズ 専務取締役

家事代行サービスを
”日本の暮らしの新しいインフラ”に!

私は、家事代行サービスを産業にしたいという想いで創ってきました。”日本の暮らしの新しいインフラ”を目指して、ご家庭に、社会に、ひとつでも多くの笑顔の創出に貢献したいと思っています。

株式会社ベアーズは、その家事代行サービスを中心に、ハウスクリーニング、キッズ&ベビーシッター、高齢者支援、またホテルやビルの清掃サービスなどを手がけています。1999年、日本に家事代行という言葉もなかったところからのスタートでした。『家事代行サービス』という市場名を勝手に創り出し、家事代行サービスとしての産業を創っていこうということに無我夢中で邁進してきました。また、家事代行サービスはふたつの意味で社会に貢献できるものと確信しています。

勤務歴
IT企業、出版社を経て、1995年香港の商社に入社。
帰国後の1999年、夫・高橋健志が家事代行「株式会社ベアーズ」を起業。
専務取締役としてマーケティングや広報、人材教育を担当。
事業内容
・家事代行サービス
・ハウスクリーニングサービス
・キッズ&ベビーシッターサービス
・高齢者支援サービス
・マンションコンシェルジュサービス

ご利用者には「新しい暮らし方の提案」を。

自分じゃなきゃいけないことに自分の全力を注ぐ、それ以外の家のことをアウトソーシングする生き方を私は「新しい暮らし方の提案」と考えています。一度きりの大切な人生、愛する人にいつもとびきりの笑顔を見せられるよう、「自分らしさ」や「心のゆとり」を持って過ごて欲しいと思います。毎日の暮らしを何かに我慢して、何かを諦めて過ごすのではなく、家事に育児に介護に、仕事に、プライベートに、どの自分もまるごと愛して欲しい。私は愛するチームベアーズと一丸となって、そんな女性の”愛する心”を応援したいと考えています。

家事代行の担い手を「日本の新しい雇用の創造」として。

これまでのお母さん業、主婦業、仕事のキャリアが他人のために活かせる定年のない仕事ということを「日本の新しい雇用の創造」と考えています。

ベアーズでは、家事代行スタッフのことを「ベアーズレディ」と呼んでいます。ベアーズレディの仕事は「ありがとうの連鎖」の仕事。お子さんも独立されて子育てが一段落した方にだからこそ、新たな生きがいや社会との接点を持ってたくさん活躍していただきたいと思います。人生のキャリアをまるごと活かせるのが、「ベアーズレディ」のお仕事です。おふくろの温もりや、やさしさを感じるサービスで働き盛りの若い世代をサポートしていきたいと思います。

近い将来、日本の家事代行サービスが海外へ進出していくと思います。日本の家事は美しいものです。家事は、人生の生き様を表したり、家事を通して所作が磨かれていくと思います。そんな想いで2015年に家事を慈しみ学ぶ家事大学を設立し、学長を務めています。今後は、日本の家事の美しさ、心、哲学を搭載した、「ベアーズレディ」という担い手を日本の家事代行のしくみやシステムがマッチするかを判断しながら海外でも誕生させていきたいです。

私は1995年、香港という地で一人のフィリピン人メイドと出逢いました。その名はスーザン。彼女は私より5歳年上、当時5歳の男の子を母国にいるご主人様に預けてメイド業として香港で活躍する笑顔のステキな女性でした。彼女に我が家の暮らしをサポートしてもらったという私自身の原体験からこの日本という国に"産業としての家事代行サービス"が必要!なんとしても確立したいという思いで17年間走ってきました。

今、日本はこれらの社会課題を抱えています。

・出生率1.8

・女性の労働率M字カーブ問題

・企業における女性の幹部育成

香港でスーザンがそばにいてくれた私の人生には少なくとも上記3つのことは無縁でした。今日ではこの日本という国は、家事代行サービス(家事支援サービス )における海外人材の受入が国家戦略特別区域法として認められました。これからたくさんの海外の方に家事代行サービスを支えていただく時代がすぐそこまで来ていることは感無量です。

それでもまだ特区構想の成功に向けての私のチャレンジはまだまだ続きます。それは、“利用者にとって利用しやすい、そして日本に来て働く外国人にとって働き甲斐につながる” そんな環境にきちんとアジャストしていく必要があります。

国民の暮らし方を変えていく必要があると感じ、日本という国が民間企業と一体となってさまざまなことを行動に移してくれたことは“日本国としての画期的な進化であり、大きな意識革命につながる素晴らしいもの"だと私は思います。

"日本の国の暮らし方が変わろうとしている!"これからもあきらめない心で『日本の暮らしの新しいインフラ』になるべく、無い道を丁寧に、かつ情熱的に切り拓いていきたいと思います。

GO-BEYONDER No.058

株式会社ベアーズ 専務取締役

高橋ゆき

家事代行サービスのパイオニアでありリーディングカンパニー株式会社ベアーズの専務取締役。同社が創業以来、日本社会へ提唱している「利用者への新しい暮らし方」「従事者としての日本の新しい雇用創造」には高橋ゆき自身の原体験が大きく影響している。社内では主にブランディング、マーケティング、新サービス開発、人財育成担当。 夫と共に、自宅兼オフィスの小さな清掃業からスタート した会社を現在は約社員数200名、登録スタッフ4400名の業界のリーディングカンパニーに育てる。コンセプは、「女性の”愛する心”を応援します」2015年 には世界初の家事大学設立、学長として新たな挑戦をしている。同社は2010年「ハイ・サービス日本300選」受賞。2011年「勇気ある経営大賞」特別賞受賞。2012年テレビ東京「カンブリア宮殿」に出演。個人としても各種ビジネスコンテストの審査員や日本能率協会「経営・マーケティング戦略コース」のコメンテーター、家事研究家、日本の暮らし方研究家としてテレビ・雑誌などで幅広働く活躍するとともに女性への講演も数多い。

座右の銘は「人生まるごと愛してる」

家事大学学長

一般社団法人全国家事代行サービス協会 副会長

一般社団法人東京ニュービジネス協議会 理事

書籍「感情の折り合いがつけられる女(ひと)は強く美しくなる」明日香出版より好評発売中。

 

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